今日もわんにゃん日和

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東京都愛護センター見学(2)


2007年4月12日、東京都動物愛護相談センター城南島出張所に見学に行ってきました。

参加者は、masamiさん、ラブママさん、ぐーぐーさん、baboさん、chacoさん、かっぱさんと亮子の7人でした。

各県の動物愛護センターを訪問してみよう、と思った経緯については、



愛護センターへ、緊張の面持ちで


今、ペット・コンパニオンアニマルと呼ばれる動物たちと、人間の間にあるさまざまな問題について、原点になるであろう場所を見学しなければ、という「意気込み」を持って、初めて訪ねました。参加者のみなさんは、それぞれに動物愛護について思いが深く、実際にさまざまな活動をされている方でもあります。この日は、集合してすぐ、ランチタイムで自己紹介をかねて少しおしゃべりの場も持ちました。初めてお目にかかった方も多かったのですが、なごやかな中にもこれからのことを語り合えるランチタイムでした。

JR大森駅からバスで30分ほどのところに、城南島出張所はあります。バスが目的地に近づくにつれ、みなさんのお顔に少しずつ緊張の色合いが見え始めました。私も、初めての場所、というだけでなく、やはり、動物たちを収容し、致死処分ということをする場所、ということへの、息の詰まるような思いを胸に抱えていました。どなたも、同じように思っていらっしゃったのではと思います。

城南島は、羽田空港などにもほどちかい、東京湾の埋め立て地にあります。周りは大規模な市場や流通倉庫などがあり、人けは少ないものの道路が広く、トラックなどが行きかっています。東京都の野鳥公園なども近くにはあるようです。「愛護センター前」でバスを降りると、植込みの緑が爽やかで、桜がまだ残っていました。レンガ風の落ち着いた建物が見えますが、犬の声などはしません。門を入って左手が小さな芝生の公園のようになっていて、(後で知ったことですが)動物たちの慰霊碑がありました。

門をくぐる私たちの頭上を、ものすごい低空飛行で、飛行機が轟音とともに飛んでいき、思わず首をすくめてしまいました。羽田の滑走路への空路の真下に位置しているようです。

一般家庭にもらわれていった子たちの写真


ガラスの扉をあけて入っていくと、左手が事務室で、小窓がありました。管理室があるごく普通のマンションのような入口です。すぐに、今日、ご案内くださる職員のAさんが出てきてくださいました。

建物2階に部屋があり、そこに講義の準備がしてありますので、と通されました。階段のたもとのところには、二段ケージがあって、猫が2匹入れられていました。この子たちは、どうやら「ふれあい用」の子たちのようです。小さな階段を2階にあがる途中、手すりにそってパネルにして飾られているのは、この愛護センターから、一般家庭に巣立っていった、幸せになった子たちの写真の数々でした(写真がありません、ごめんなさい)。

よく見ると、入ってきたあたりや、二階の廊下にも、数え切れないほどの写真が飾られています。大きさも年も、色も形もさまざまの犬や猫たちと、新しい家族の笑顔でした。少し退色した写真もありましたので、かなり前からのものだろうな、と思いました。

講義用の部屋は、ここで行われる、犬の譲渡前・譲渡後講習にも使われる部屋で、小学校の教室ぐらいの広さでしょうか。実際に犬を連れてこられるように、部屋の後ろはカーペットのようなものが敷かれていました。前にはスライドなどとともに、黒板などがあって、教材用とおぼしきドッグフードの缶なども置かれていました。

動物愛護センターの職員数は?


すでに、人数分の資料が、机に用意されていました。「事業の概要」と書かれたつづりと、「動物愛護相談センター・城南島出張所・概要」と書かれたつづりがありました。前者は、都の動物愛護相談センター全体の仕事についての資料で、後者は城南島についての資料です。Aさんが入ってこられ、スライドによる講義がはじまりました。

役所としての位置づけは、東京都の福祉保健局→健康安全室→動物愛護相談センターとなっているようです。愛護相談センター全体では職員の数は、嘱託を含めて18年4月1日現在78名となっています。うちわけは、
所長  1
支所長(多摩支所)1
事務  5
動物監視員(=予防員、獣医師) 36
動物指導員(運転手・技術員) 29
嘱託 6
たったこれだけの人数で、東京都全部の「動物関連行政」を運営しているということになります。
城南島支所には、動物監視員(=予防員、獣医師)が6人、動物指導員1人、嘱託1人です。

愛護センターはいつできたのか


城南島支所の歴史は、昭和25年にさかのぼります。戦後の混乱期、日本には狂犬病が非常に流行しました。狂犬病の、昭和6年からの全国および東京での発生状況が
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/eisei/d_dokuho/kyouken2.html
で見ることができます。
昭和24~25年ごろに、爆発的に増えているのがわかるかと思います。
これにともなって、昭和25年、狂犬病予防法ができ、対策の一環として、犬の管理を行うために、「犬管理事務所」という名前で、現在の城南島に発足しました。
(1)犬の飼い主の登録と、犬の飼育状況の把握
(2)犬に対する狂犬病の予防接種
(3)登録されていない犬を捕まえ、収容する→人がむやみに咬まれることを防ぐ
これが、大きな目的でした。
狂犬病予防法に端を発したこの施策は非常に有効で、わずか7年後の昭和32年には、日本で狂犬病にかかる人はひとりもいなくなりました。

時は流れ、昭和49年、「動物の保護及び管理に関する法律」が施行されました。さらに、昭和54年、「東京都動物の愛護及び管理関する条例」ができ、それにのっとって、「犬管理事務所」は「動物管理事務所」と名前を変え、建物も新しくする愛護センター構想ができ、昭和58年に世田谷の本所・多摩支所、城南島出張所という体制と、現在の仕事の基礎が出来上がったということです。

城南島の仕事は?


世田谷本所が、東京都23区の現場的な仕事(動物の収容・保護など)
多摩支所が、多摩地区の現場的な仕事(動物の収容・保護、畜舎などの監視・指導業務)
城南島が、愛護法や条例に基づいた、適正飼育や管理の指導、愛護精神の啓発などの仕事

という分担になっているのだそうです。

城南島では、動物たちの引き取りや収容を行っていません。
行っているのは、
(1)小学校などへ出張の形で行う動物愛護教室、
(2)譲渡する動物たちと、飼い主のわからない傷病動物(犬・猫・家ウサギ・鶏・アヒル)の保護・管理、
(3)譲渡する前・譲渡日・譲渡後の講習やしつけ教室、
(4)人と動物の共通感染症の調査研究
(5)どうしても行き場のない、または(本所・多摩支所で)飼い主から引きとった動物の致死処分
です。
それぞれに担当1人ずつで、年間のすべてのことをまかなっているのだそうです。
少なすぎますよね。

子供たちへの教育の場として


中でも、力を入れているのは、小学校児童への、動物愛護精神発揚のための出張動物教室だそうです。これは、本所でも行っているので、場所的な分担ということになるそうですが、
平成17年度の実績では、城南島支所だけで、

動物教室(出張)  42回   参加者1782名
動物教室(来所)   7回   参加者 260名

だそうです。この動物教室は、都内の小学校の、2年生に向けて行われているそうです。
なぜ2年生かというと、なるべく小さい子供で、なおかつ集団生活に慣れたころ、という時期を見計らってのことだそうです。小学生全員では、人数も多すぎて手が回らないとのことでした。なお、2年生だけに絞っても、東京都内から応募のある全部には行えず、倍率は6~7倍にもなるということです。
人員が少ないのと、生きた動物を連れていくため、週に1回程度が限度ということでした。
内容は、ビデオやパネルによる、正しい動物とのふれあい方、飼い方などの指導のほか、生きたウサギに聴診器をあてて心音を聞かせ、ついで、子供自身の心音を聞かせて、「同じ鼓動を持っているんだよ」ということを体験させたりするそうです。同じ心臓の音がすることに、子供たちはとっても感動するんだそうです。

(つづく)
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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
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FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


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いろいろと忍耐づよき配偶者。
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もともと猫の人。
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