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手術が必要だそうです

東大動物医療センターの医師の診断





え~と、これがクウカイが東大動物医療センターで撮ってもらった股関節の写真です。
診察室に消えたクウカイの、遠くから聞こえる悲鳴に(~~;;;;;;;;;;;;;; 状態だった飼い主にようやく呼び出しがかかり、指導教官M先生(準教授だと思います)がこの写真をもとに、詳しく説明してくれました。

非常にわかりやすく、かつ、丁寧で私としては納得のいくものでした。




上記のような図を描いてくれました(これは、亮子が書き直したものです。きちゃなくてごめんです)
M先生の説明は下記のとおりです。

レントゲンでの所見
   寛骨臼が骨頭を20%~30%未満しか覆っていない。正常股関節では、この率が
   70%~50%。
   両側とも中等度の股関節形成不全と言える。

で、次に挙げる写真は、某所でお借りしてきた、元気なわんこの正常な股関節の写真です。



クウカイのと比べると、その差は一目瞭然です。「はまり具合」がまったく違うの、おわかりでしょうか。M先生の説明どおり、寛骨臼が、骨頭を7割ぐらい覆っています。

それと、骨の周りにもや~っと見えている筋肉の像が、クウカイのにくらべて、骨の周りに、「おいしそうなぐらい」むちむちとついているのがおわかりかと思います。

レントゲン上では左右の程度の差はあまりない
   右太ももの筋肉が左に比べ、かなり薄く衰えている。
   膝関節には両側とも問題なし。

クウカイの脚の筋肉は、やはりうまくついてきていないのです。

触診での所見
   右後肢は、後ろに徐々に伸ばしていくと45度ぐらいで痛みを訴える。
   左後肢は、右ほどではないが水平まで伸ばすことはできない。
   むしろ左の股関節のほうが緩みが若干大きい(カクカク音がしている)が、現在痛みが強いのは 
   右。
   左後肢は、痛みの強い右をかばって負担がかかっている状態

痛みを評価するのに、犬をしっかり立たせ、後ろ脚を持ち上げて後ろに蹴るような形に伸ばしていきます。正常な犬は、真後ろに伸びきるまで脚を持ち上げてもまったく平気ですが、股関節が悪いと、どこかで痛みを訴えます。

すごく痛いらしい。。。


痛みの評価
   かなり強い痛み。薬では取りきれず、運動療法の範疇ではない。
   神経質な性格を割り引いても、軽い痛みとはいえない状態。
   骨や軟骨が痛いのではなく、レントゲンに映らない関節包の損傷が回復不可能なレベルに達している恐れがある

これきいて、正直がっくりしました。やっぱり、そんなに痛いのか…。
クウカイは、お調子モノのくせに神経質で、たとえば私が足を「踏みそうになった」だけでキャン! なんていうことがあります。こうやって動物病院などに居れば、もう緊張して体中ガチガチ。そのくせ、かなり痛いはずのときでも、友達がいると平気で走ろうとするし、食欲は人一倍あります。

そのへんを訊ねて出た答えが

「神経質な性格を割り引いても、軽い痛みとはいえない」

なのです。
薬でも痛みはとりきれていない。運動しても筋肉はこれではとてもつかない。
現在も、右後ろ脚は、ちゃんと地面についてはいるものの、ほとんど負荷をかけずに歩いているとのことでした。

何よりも考えさせられたのが「レントゲンに映らない痛み」です。
かかりつけのH先生が、レントゲンを見るたびに「この程度でこんなに痛がるのもめずらしいのだけれど」と首をかしげた、その理由が、これだったんです。

関節包とは、「線維膜」と「滑膜」というものが合わさってできた強靭な袋状の器官です。文字通り、関節をくるんでいて、中は滑液という液体で満たされています。
繊維膜には神経が通り、滑膜には血管もたくさんあります。だから、これが損傷しているととても痛い、というわけです。

ちなみに、関節の骨を覆う軟骨には血管も神経もないので、損傷しても痛くないそうです。

犬はもちろん、口をきいてくれません。
さらに犬や猫は、痛みを隠します。
動物は「痛がっている」と覚られたら、外敵に襲われる可能性があるからです。

でもよぅ、飼い主には、ちゃんと痛いって言ってくれよう…。
「顔色」を見て判断してやるしかないとはいえ…。

痛いのが一番不憫です。

やはり手術なのか


もろもろの所見を踏まえて、M先生が考える治療の方針を告げられました。

治療の方針
   レントゲン上の所見と症状が一致していない場合、症状で治療を決定する。
   クウカイの場合は痛みが強く、?運動療法?薬物療法の範疇を超えているので、
   ?手術適応であると考える。
   術式は、骨頭切除。人工股関節は、クウカイの体格が小さいので適応外
   骨頭切除はシンプルかつ痛みを取る効果が高いので、お勧めできる治療法


やはり、手術のほうが良いということなのです。
「来たか~~~」という感じです。
実は、かかりつけのH先生にも、骨頭切除をすれば、楽に痛みが取れる、と何度か言われてきました。
だけど、鍼灸とホリスティックのS先生は、体にメスを入れるのは、熟慮の末にしたほうがいい、といいます。私としては、どちらも納得できることなので、非常に悩んでいました。

だけど、専門分野の先生が診て、痛みが取れないだろうという判断ならば…。

たとえ、今痛みが治まったとしても、これでは10歳、15歳のときに、歩けないほどの痛みになる可能性だったありえます。

だとしたら…


手術の内容とメリット
   骨頭を切除し、骨盤と離すことで痛みを取ることが目的
   切除した骨頭の代わりに筋肉が支えることになる。四本足の動物にのみ可能な手術
   痛みの強い右を手術することで、左にかかっている負担がなくなる可能性大
   入院3日、1週間後ぐらいからリハビリ(歩行)、2か月程度でほぼ普通に歩ける
   右が良くなったところで、左の評価をしていく

さて、骨頭切除とは、どんな風になるのか。




じゃ~~ん。
これは、MIXIの「股関節形成不全」コミュの管理人さん、MARさんの愛犬、グーフィーちゃんのレントゲン写真をお借りしました。左足の大腿骨骨頭がバッサリないのが、おわかりになるでしょうか。

グーフィーちゃんは10歳でこの手術を受け、12歳の今、元気でお散歩ができる状態だそうです。
グーフィーちゃんはラブラドール、クウカイよりずっと大きな子です。

そう、H先生もM先生も、「歩けるようになるよ、走れるようになるよ」っておっしゃるの。
私も、頭では理解できるのです。

痛む部分を取って問題なく歩けるなら、それでOK

だけど、やっぱり気持ちというか、心というか、なんだか理解できない。
犬は三本脚でも不自由なく生活できるし、関節を切って筋肉だけでつながっている足腰だって不自由はない。でも、それってなんだかすご~~く西洋医学的に短絡な発想だなぁ~~という感想。

そんな風に思うから、ホリスティックのほうに気持ちが傾くのかもしれません。

ただ、まぁホリスティックだって西洋医学を否定したりはしません。
いいところは取り入れる。それが基本です。

手術のリスク
   麻酔のリスク(どの場合にもあるもの)
   リハビリがうまくいかない場合もある。
   ほぼ90%以上、問題ないといえる

M先生が、簡単に説明してくれたリスクはこんな感じ。
手術のみならず、治療にリスクはつきもの。
うん、これはあまり心配してないんだけれども……
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Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
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本業・医療を専攻するライター

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【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
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白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

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