今日もわんにゃん日和

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「心」を技術に乗せて…名前を呼んでオヤツの取り組みと成果~古典的条件付けの私的考察5~

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今日の記事の写真は、FBを通じて全国のトレーニング仲間に、
お願いして、コメントとともにいただいたものです。
みんなで取り組むことで、心を支え合い、
嬉しいことも、辛いこともわかち合っています。
みんなの思いを、感じていただければ嬉しいです。

本文と写真の関連はありません。
ブログのお持ちの方は、リンク張ってます。
それぞれの取り組みの様子をぜひ、ご覧ください。
写真を提供してくださったみなさん、ありがとうございました。

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ダク&あやめ
「ダックスやからダクやねん」
ダク(左)あやめ(右)
色々取り組んできましたが、今ここにきてどうしても伝えたい事。
『何もせんでもあんた達は良い仔なんやで』それを伝える為に
名前を呼んでおやつ。であったり、良い仔ね~だったり、かしこ~~い♪
を日々コツコツやってます。それが『生きてるって素敵~』になると
信じてます(by ダクママさん)。


・・・・・・・

これで名前を呼んでオヤツの連載は最後。
話はつきない! ですけれど、長すぎ……っすね^^;;

具体的に、私たちはどんなトレーニングをして、何に「使って」いるのか。
犬との暮らしに、どう役立てているのかを書いてみます。
実際には、非常に応用範囲が広い、というか、これまで書いてきたとおり
「思いを犬に伝える」部分が大きいです。でも、実践的にももちろん、
役立てています。

お散歩トレーニング、通称散トレでは、実践として「名前を呼んでオヤツ」
のデモンストレーションを、希望するペアが毎回のように行います。

3バージョンあって、
 (1)名前を呼んでオヤツの基礎
 (2)名前を呼んでアイコンタクトをとってオヤツ
 (3)名前を呼んで誘導してから(呼び寄せてから)オヤツ


ルビー
「ルビーとフーラは犬と猫」
ルビー
犬が好き、という事は「犬がそこにいてくれるだけで幸せ」ということ。
だから「そこにいてくれてありがとう」と、ワンコの存在そのものを肯定する
『名前を呼んでおやつ』。
彼らが命を全うするその瞬間にも、自分の声や存在が彼らの不安を
ほぐすものでありますように。
そういう気持ちで取り組んでいます。
『名前を呼んでおやつ』は、強くて優しくて深~いトレーニングです♪
(by カエデさん)


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(1)は、名前を呼びながら、無条件にオヤツを与える。
口にどんどん放り込むようなイメージで、と説明することが多いです。
名前とオヤツを条件付ける作業で、デモンストレーションでは、
ただただオヤツをやるだけに見えますが、これを、家でも、どこでも、
気の向いたときに繰り返す。
間に、いい子だねぇ、お利口だねぇ、いいねぇ、などの言葉をはさんだとしてもOK(むしろ、推奨)。

で、気がつかれると思いますが、(2)と(3)は、古典的条件付けから、オペラント条件付けに移行しています。
アイコンタクト、および、「ついてくる」というような動作を自発的に行わせて、
オヤツで強化しています。
(ここ、私も少し前まで、混同してるところでした)

オペラント条件付けと古典的条件付けを、
コラボで進めていくようなイメージでしょうか。


ペコ
「ペコさんくれろ」
ペコ
柴犬は厳しく育てないと!ナメられないよう初めにガツンとやらないと!
周囲の無責任な言葉を鵜呑みにし、そこからボタンの掛け違いが始まった
・・・そんな飼い主さんって多いのではないでしょうか。
そう。我が家も掛け違いそうになりました。
飼い主への信頼は、叱りや体罰からは生まれない。
共に歩き、共に生きる中で、自然に沸き起こってくるものだと思います。
一緒にいることは楽しいね。美味しいね。嬉しいね。
あなたはここにいるだけで、素晴らしいことなんだよ!
と心を込めて「名前を呼んでおやつ」
人も犬も、ありのままを認められることで、正しいプライドが育っていくと信じて。
(byペコ母さん)


・・・・・・・

散歩中、犬に向かって突進する、とか、興味のあるものをみつけたら、
飼い主さんの制止する声も届かずぶっ飛んでいく、とか、吠えだしたら止まらない、とか…。
本当に、それぞれ悩みが尽きないです。

麟だって、「耳餃子」でしたからね~!
飼い主が呼ぶ声を意識してもらう。ただそれだけのことが、本当に難しい。

興奮してしまったときなど、オヤツに興味も持てなかったり。
そう、ここ。
オヤツは、無条件性刺激だから、いつでもどこでも即使えるものかっちゅーと、そうではない。
「落ち着いて安心してないと、食べられない」。
じゃぁどうやって安心させるの? 

犬を見たら呼び寄せる、座らせるなども、いきなり現場で使えるわけではなくて、
どんな技(コマンド、芸、しつけと言っても同様)も
「落ち着ける場所で慣らすところから始めましょう」ではあるけれども
実践の場では、積み重ねたことでさえ、ぶっ飛んでしまうことも多い。

実践の場で、本当に教えたいことは、動作より先に「心穏やかにしていようよ」

オペラント条件付けで教えたいことの、そのさらにベース、下支えになるもの、
裏打ちするものとしての「落ち着き・安心」を教えるのが、
古典的条件付け、「名前を呼んでオヤツ」なのです。



ハク
「くまのこ日記」
ハク
誰もがあなたを愛しているよ、と伝わりますように。
そして今日もおいしく食べてくれてありがとう。
姪っ子ちゃんにオヤツをやってもらってます。
(byハク母さん)


・・・・・・・

ホントにみんな、地道に取り組んでいます。
「バカの一つ覚え」って言われたっていいさ。
それぐらい、大事にしているものです。
もちろん、楽しんでる。犬と一緒に、生きることだから。

そうすると、最終的に名前を呼ぶだけで、声の介入、声での制止、
声での呼び寄せも、本当にできるようになっていくんです。


突進系、激吠え系、耳餃子系も含めて、
飼い主の声と思いが、我が子の耳と「心に届く」。
(あえてそう表現したいね!)

心という目に見えないものを意識して、確かな技術という形にする。

そう、「名前を呼んでオヤツ」は立派な技術です。
しかも、飼い主であれば、誰でもが手に入れることのできる技術、です(←ここ強調したい!)。

こむぎ&ひじき
「小麦中毒」
小麦(青い服)ひじき(赤い服)
『名前を呼んでおやつ』で大好き!を伝えて、いっぱいいっぱい抱きしめよう。
この仔達と暮らす中で、いちばん大切にしてきたことです。
そしてこれからも。
お互いが心のエネルギーの供給基地になれますように。
(by小麦とひじきのかぁちゃん)



・・・・・・・

散トレの場に来て、感じない人はいないと思うけれども…。

「誰も犬を叱らない」

十数名の人と、十数頭の犬がいて、叱る声がないと、どれだけ穏やかか。
懐疑的にならずに、ぜひ感じてほしいです。それだけでも。
ニュートラルな視線で参加すると、驚くと思います。
(問題犬などもともといない、と思いこむ人もいるとかいないとか^^;;;;)

それを実現しているのも、「名前を呼ぶ」(しかも穏やかな声で)で、介入、制止、呼び寄せができるから。
もちろん、取り組み中のペアはいますから、発展途上もありますし、
使っている(学んでいる)技術は、リードづかいを始め、たくさんあります

散トレの場で、その場の参加者と犬たちの取り組みを見るだけで
叱る必要っていったいどこにあるの? って。
するっと理解できると思います。

ハクララコンビ
「スンスン♪歩こう。」
ララ(画面手前のチワワ)
大きなハク君と並んでも、ものおじしない子に育てたい、と
取り組みを続けてらっしゃいます。
撮影・やなおさん


・・・・・・・

そして、もうひとつ素晴らしいことがあります。
犬の興奮を、恐れる必要がなくなること。
「引っ張りっこするとガウガウがひどくなって咬もうとする」とか、
「興奮したら止まらなくて、興奮させないように人のいない時間に散歩している」とか…。
すごく多いと思います。

でも、興奮を収められる、しかも飼い主の声で、となれば、飼い主さんの愁眉が開き、
犬との暮らしの幅はぐんと広がり、犬と飼い主さんの生き生き度が上がる、

んじゃないでしょうか。

それって、素敵なことだと思いませんか?

ルーク
「Z乗りのコーギー」
ルーク
思いを込めてつけた我がコの名前を大切に。
呼んだらいつでも笑顔で私の事を見てくれますように。
(byアズアズさん)


・・・・・・・

いつもながら、エラソに持論を展開してきましたが…。
こうやって書くことで、私自身が頭を整理しています。
書いていて「あっ、理解不足だな」とか「これってどうなん?」と新たに疑問が出てくることもしょっちゅう。

この5回シリーズを書こうと思ったきっかけは、やっぱり麟でした。

麟は、いま、階下でクウカイと仲良く暮らしていますが、1Fは生活の場でワサワサもするので、
やはりいくつか、発展的な問題がでてきます。

この事件に端を発した、「食事時に、なぜかおとしゃんにだけ興奮してロックオンし、咬もうとする」。
これがねぇ、手ごわい。
食べ物とおとしゃんがセットになると何か攻撃されるかもしれないチックな。
これこそが「古典的条件付け」っぽい問題行動と言うべきか。
(いわゆる優位性行動って言われやすい気がしますが、もちろん違います。
そもそも優位性の攻撃ってこの手のが多いんじゃ…?)


トマト&ムシュトママ
「セレブヒ日記」
トマト
「名前をよんでおやつ」とにかくひたすら取り組む!と公言してた、ムシュトママ&トマトお嬢。
広場でも一生懸命練習してた姿です^^
奥のボストンテリアは、

「ひなたですから。」
ひなた
ひなパパと取り組み中。
(撮影&コメント アズアズさん)
 

・・・・・・・

実は、対策はもうできているんです。
一般的には、トレーナーとかからアドバイスがあるのはこの辺まで、という感じの。
 (1)麟を、食事時だけケージに入れる。食事場所から離す。
 (2)フリーにしてあるときは、おとしゃんにロックオンしたら、私が名前を呼んでストップさせる。

(2)は、私の「名前を呼んでオヤツ」の取組みの成果だと自負してます。
まず100発100中で、麟はロックオンをやめます。

でもね、根本的解決にはなってない。
麟はケージにはすんなり入りますが、興奮はしつづけていることがほとんどです。
声かけは、私が出張のときなど、いなければどうしようもない。

なにより、食事時に、意味のない興奮をしてしまう麟は、私は「かわいそう」だと思います。
普通におねだりとかできるんなら、そのほうが問題ないじゃないですか。
麟自身の気持ちの問題として、解決させたい。
おとしゃんがひとりで、対処できるようになってほしい。


陸空
陸空
稲毛散トレにて・・・kaoちゃんと陸空ペアの
「名前をよんでおやつ」広場で10mリードのトレしながら取り組んでた姿です
(撮影&コメント byアズアズさん)


・・・・・・・

先日、チャーリーママさんに拙宅に個人レッスンに来ていただき、麟の食事どきの状態や、
私たちの動きなどをみていただきました。
そして、ああでもない、こうでもないと私とおとしゃんが、「何に取り組めばいいのか」
を話し合うのを全面サポートしていただき…。

非常にシンプルな結論に落とすことができました。

「おとしゃん自身が、麟に名前を呼んでオヤツを行う」

私ができることは、おとしゃんもできること。難しいことではないのですから。
ただそこに、「めんどくさい」とか「ええ、俺がやるの?」とか。
そういう問題が、立ちはだかるわけです^^;;;(一番手ごわいな!)

ミミハナやなおちゃん
「ミミハナ日記」
ミミ(手前)ハナ(前ってお尻しか写ってないネ)
二匹と二人。『普通』の同義語は『幸せ』だと思うのです。
いつもと変らぬ事にありがとう( ´ ▽ ` )ノ
(byやなおさん)


・・・・・・・

麟には、「私に名前を呼ばれたら、注目する、行動を止めて落ち着く」というベースがすでにできている
それを「おとしゃんに名前を呼ばれたら」と般化させればいい

おとしゃん、やってくれてますよ、ぼちぼちですけれどね。
意義を理解するために、妻のクソ長い文章を読むような人じゃないんで^^;;
その辺がネックですかねぇ…^^;;;(落ち…なのか!?)

でもね、のんびり、ゆったりでいい。

この子たちの命は、確かに私たちよりは、とても短いけれども…。

私たちの愛を伝えるのに、短すぎるとは、思わないから。

最後まで読んでくださってありがとうございましたm(__)m

Special Thanks to our Trainer, Charlie-mama & all of our friends and their dogs!

ゴンザレスおいも
ゴンザレス・チャーシュー
ゴンザレス~と呼んで焼き芋。
誰か、ずっと続けてくれる温かい飼い主さんいませんかねぇ?


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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
脊髄反射でしゃべる。

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