今日もわんにゃん日和

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ペットショップで愛犬と出会われたあなたに。

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麟、去勢手術前の記念撮影。
去勢手術をするということは、生物の種の保存本能を絶つこと。
動物愛護の精神か、人間のエゴなのか。
意見は分かれるかもしれない。
いずれにしろ、飼い主の責任がどれほど重いかを感じざるを得ない。



今日は、我が家の柴犬、麟について改めて考えてみたい。

ご存知の通り、麟はほぼ2年前に保護された犬である。
保護された当時、全く、社会化というものがされておらず、
しかも、突如パニック状態になって、しっぽを噛みちぎったり手当たり次第噛みつく発作を起こすような
常同障害を抱えている。

どこかの飼い犬であった、という印象が、麟には最初から薄かった。
柴犬としては、かなりかわいらしい(親ばか全開だけでなく)整った容貌を持っている
にもかかわらず、お座りひとつ、どころか、リードをつけられて歩くことすらほとんど
知らなかった。
普通、犬を飼ったら、誰だってお座りやお手ぐらいは、教えないだろうか。

麟の歯は、まだ若い個体なのに、ぼろぼろに欠けて傷だらけだった。
ケージバイトといって、金属ケージなどに入れられっぱなしで、ずっとケージをかじって
いる子にみられる歯だった。

犬に対してのパニック。
自転車、車、最初は目に入るすべてのもの、そばにあるすべてのことにパニックを起こした。
まるで、いままで何も見たことがないように、散歩に出たばかりの子犬のように。

保護時、まったく足腰に筋肉がついていなかった。
お尻はぺっちゃんこ、お尻の穴はダランと広がって大きかった。
最近、柴犬らしいプリけつになって、お尻の穴もきゅっと小さくなってきた。

狭いケージが全く平気。
まぁ、これだけはありがたいといえばありがたいのだけれども…。

室内で、オシッコをするのが平気。
成犬なので、それなりの時間我慢ができるが、我慢できないとなると、どこにでも排尿して
(マーキングではなく、全量をじゃ~っと)それをぺろぺろなめてしまう。
さらにその上に寝てしまうのも、平気なのだ。
(クウカイが、信じられね~!といった顔をする…)
犬としての本能、寝床を排せつ物で汚さない、という本能が欠けている。

変なことに、水を飲むのが下手。
水の容器に、鼻を突っ込んでしまうために、鼻から水が入って上手に飲めない。
普通、犬は舌を伸ばして水をすくって飲むものでしょう?

そして最近、妙なことを発見した。
麟は、注射器のシリンジから水を飲ませてもらうのが好きなのだ。
去勢手術のあと、しばらくパラボラをつけていたのだけれども、
不器用で、パラボラがついたままでは水の容器にかがむことができないため、
注射器に水を入れて、飲ませてやろうとしたのだ。

普通、いきなり注射器をもってこられたら、犬は警戒する。
ためしにクウカイにシリンジの水をもっていくと、
クウカイは「なにするの!?」みたいな顔をして、口なんて絶対開かない。

ところが、麟は、シリンジをみたとたんに、しっぽを振って口を開けたのだ。
これには私も驚いた。

たぶんだが、麟は、早くに母犬から離され、人工哺育されたのではないだろうか。
シリンジから、おいしいものを口に入れてもらっていた記憶が、確かにあると思う。

以上から…。
私は、麟は、ペットショップで売れ残ったか、パピーミルまたはバックヤードブリーダーの
放棄犬だと考えている。

親犬の性格を考えず、外見のためだけに掛け合わされ、
母犬(もしかしたら、哺乳できないほど弱っていた可能性だってある)の乳もろくにのめず、
人の手で育てられたはいいが、犬同士の付き合いが満足にできない。

犬として生まれて、犬としても育っていないばかりか、人の社会にもなじませてもらえず、
ただただ、えさを与えられるだけだった存在。

それが、麟の脳のどこかを痛め、常同障害にまで発展させられ。
そしてとうとう、手に負えなくなって田んぼのまんなかに放り出されていたとしたら…。

麟を無理にこの世に生み出させ、放りだした人間に、私はこぶしを固めて顔面殴ってやりたい
という凶暴な思いさえ、抱いてしまう。

この命を、どう償うんだと言ってやりたい。

ペットショップの狭いケージに入れられ、値下げの赤札がついた仔犬や仔猫たち。

抱っこしていいですよ。
この子はもう大きくなってしまって。
お散歩なんていりませんよ。
特別セールでお安くなっています。
こんなお値段で買えない子ですよ。

そんな言葉につられたかもしれず、

目が合ってしまったから。
私に連れて帰ってと言っていたから。
そのとき、持ち合わせがあったから。
運命の子だと思ったから。

そうして、犬を、猫を、買ってしまった人たち。
あなたがたに、知ってほしい。

知らず知らず、動物の命を安く売りさばく卑劣な商売に、加担させられていたのだということを、
知ってほしい。

事実を認めることは、とても不快で、つらいことだということも分かっている。
出会ったその命に、罪はないということも、よくわかっている。

だが、命を粗末に商うという人間のエゴが、そのかたわらで、
麟のような犬を生み出している事実をから
目をそむけないでほしい、と私は願っている。

麟は今、命を永らえている。
だが、あなたの買った子犬や子猫の母親は、父親は、きょうだいは、どうなっているだろうか?


今日の記事は、下記の記事のトラックバック、でもある。
ぜひ読んでいただきたい。

パピーミルの繁殖犬たちが受ける精神的ダメージ:dog actually



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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
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