今日もわんにゃん日和

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水騒動(追記有り)

夕べ7時過ぎだったかしら。
突然防災無線の放送が始まった。
このあたりは、徘徊で姿が見えなくなった高齢者が出ると、すぐに放送がかかるため、それかなぁ、と思った。
そしたら、水道水から、基準値以上の放射性物質が、と。

何度も、何度も繰り返されるアナウンス。
そのときには「乳幼児の基準で大人の基準ではない」というインフォメーションがなかったために、さすがに、「世も末」という言葉が頭をよぎり、かなり暗い気持ちになった。

乳幼児に飲ませないで、って…昨日、実はとある市内の避難所に伺ったのだが、小さな小さな、本当なら旅などさせないような月齢の赤ちゃんをつれたご家族が何組かいらしていた。
赤ちゃんを守るために、はるばる故郷を離れて来られたのに、この放送を聞いて、どんな風に思っていらっしゃるだろう、と思うと、やりきれなかった。

赤ちゃんも守りたいけど、我が家の「子どもたち」の水をどうしようか…。
無意識に、うちに備蓄している水(大人2人分×1週間で、2リットル入り×2箱程度)の本数を数えていた。

そのあと、ネットで情報を見たら、なんだ、大人の基準値は超えてないんじゃん、と思った。
私たち自身は、たとえ基準値超えてようが、もういいや、と思っていたが、犬猫たちにも普段通りに水道水を与えることに、すとんと踏ん切りがついて、楽になった。

今回検出されたのは放射性ヨウ素。だとしたら、40歳以上の私たちは、たとえ被曝がわかったとしてもヨウ素剤の服用対象にもならない。40歳以上では、被曝後甲状腺がんを発症するリスクが若い人よりずっと低いからだ。若齢であるほど、甲状腺がんのリスクは高くなるだろう。

けれど、私の知っている限り、甲状腺がんはがんの中でも最も「おとなしく」外科手術だけで治療できることが多い治りやすいがんである。ただ、中には悪性度の高いものが混じるけれど、頻度はかなり少ない。

さてさて、動物への影響は?
そりゃ、あるに決まっているだろう、と思う。でも、子犬・子猫ではないうちの子たちは?
人間の数倍のスピードで年を取っていくこの子たちには、常にがんの危険性はつきまとっている。
がんにかかるかかどうかの統計はあったとしても、「この子」に起こる可能性は常に2分の1だ。

先日、雨の降り始めの日の散歩の後、犬たちを丸洗いして、カッパも首輪もリードも洗った、と書いた。
事故後初めての雨には、大気中にただよう放射線物質が取り込まれているはずだと考えたから。
被曝を最小限に、と必死で洗い流した。

でも、その水道水にすでに入ってたら?

意・味・な・い・じゃ~~ん♪

いずれにしても、この子たちを被曝から守るのは、もしかしたらもう不可能に近いかなという印象に変わってきた。あとに残るのは、「どんな病気になっても最後まで共にある」という、当たり前の飼い主の思いのみだ。

そんなことを考えつつ、ゴミ当番のネットをお隣に持って行ったら、お隣ではちょうど、赤ちゃんを連れた娘さんが帰ってきていて、ミルクのお水をどうしよう、お水の備えがないの、という話になった。
それならウチにありますし、すぐお使いでしょうからお譲りしましょう、と、当座の分をさしあげた。
たかだかお水のペットボトル2本で、ありがとう、ありがとうって何度も言われて、なんだか面はゆかった。

やっと落ち着きを見せていた買い占め騒動が、また起こったそうだ。
報道後、20分~30分でどこも完売という状況だったそうだ。

テレビでその様子を見ていたけれど、人を責める気にはなれなかった。
どの人も、幼い子どもや孫を思い浮かべて必死だったろうから。

今日になって、スーパーに行ったら、お水は1人1本です、と出ていた。うちでは今は必要ないのでそこは素通り。レジに行ったら、私の後ろの女性が、水の箱を2つ運んできていた。すかさず店員さんが「お一人1本です!」とかなりとがめ口調で女性に厳しい視線を投げた。

女性はかなりびっくりした表情で「え、何も書いてなかったから…」と口ごもった。たぶん、お一人様1本の表示が落っこちたかなんかしてたのだろう。悪気はなく、きっとなんてラッキー、と思っていたに違いない。
気まずそうに箱をレジにわたす女性に、周囲の視線がかなり冷たい、と感じた。年格好を見れば、どうみても幼い子どもがいる感じのその女性が、とても気の毒に思えて「お子さんいらっしゃるんでしょう? ご心配ですものね」と声をかけた。ちょっとほっとした顔で、「ええ、そうなんです」と頷いた女性に、会釈して店を出た。

子どもを生むことができなかった私ができることは、お水を譲ることぐらいだけど。
若いお母さんたち、子育て、がんばってね。子どもたちを守ってあげてください。


※3月25日追記 
ドッグアクチュアリーで、京子アルシャーさんが記事を書いていらっしゃいました。
犬への放射線問題を理解する
非常にタイムリーで、しかも理解が容易です。まだお読みでない方、ぜひご一読をおすすめします。




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*Comment

同じ気持ちです。

私ももう、腹をくくりました。
犬達の健康のことを思うと無責任なことも言えないけど、命の長さではなく、
一緒に生きている時間をもっともっと素晴らしいものにしようって。

そして、今福島原発で一生懸命がんばって下さっている方達を信じます。

  • posted by はなのおかぁちゃん
  • URL
  • 2011.03/24 17:31分
  • [Edit]

こんにちは~。
色々不安なこの頃、亮子さんの記事にほっこりさせてもらいました。
お子さんが小さいとやはり心配で心配で仕方ないですよね。
スーパーのお母さんも声を掛けてもらってホッとしたでしょうね♪

我が家も人間は勿論、イヌネコたちも在るがままに自然の流れで行動しようと思っています。
そもそも彼らは「今」だけを楽しむ才能をもってますしね。
見習わなくちゃ。
  • posted by ゆっきん
  • URL
  • 2011.03/24 19:53分
  • [Edit]

ホント、お子様がいる家庭は一番気の毒だ。

ジツはこちら明太子県でも水ペットボトルがあっという間に無くなっていっている最中でございます。
みんな、関東方面にお子さんがいる老夫婦なんかが心配そうな顔で沢山買い込んでいるんだよ。

「孫が去年産まれたばかりなんですよ…。
まだここにあってよかった…」

そういって、重いペットボトルをご夫婦で10本くらい買って行くのをみました。
切ないねえ。
  • posted by 心配くもぅ
  • URL
  • 2011.03/24 22:50分
  • [Edit]

>はなちゃんのおかぁちゃん

こんばんわん! なんだか今年はまだ寒くてね~、せめてもっと暖かいといいのにと思うよね。

> 私ももう、腹をくくりました。

うむ♪ さすがはおかぁちゃんだ!

> 犬達の健康のことを思うと無責任なことも言えないけど、命の長さではなく、
> 一緒に生きている時間をもっともっと素晴らしいものにしようって。

私たちは、こういう悲劇とか不運があるから、一番大切なものが何かに
気づけるのかもしれませんね。
命の長さではなく…この言葉を聞くのは2回目です。
最初にそのことを伝えてくださったのが、今のぽむママさんです。
先代犬ののあちゃんの闘病を支えたときに、そう考えるようになったと…。

悲壮さではなく、真の暖かさを感じる言葉です。
>
> そして、今福島原発で一生懸命がんばって下さっている方達を信じます。

本当に、頭が下がりますね。その一言に尽きます。
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2011.03/25 00:32分
  • [Edit]

>ゆっきんさん

こんばんわん! 来月の散トレ、お会いできるといいですね♪

> こんにちは~。
> 色々不安なこの頃、亮子さんの記事にほっこりさせてもらいました。

こちらこそ、ありがとうです!

> お子さんが小さいとやはり心配で心配で仕方ないですよね。
> スーパーのお母さんも声を掛けてもらってホッとしたでしょうね♪

あの周りの責めるような雰囲気、たまりませんでした。
ズルしているわけじゃないって、わかるじゃんねぇ、って。
でもそれだけみんな、ぴりぴりしているということなんでしょうね。
>
> 我が家も人間は勿論、イヌネコたちも在るがままに自然の流れで行動しようと思っています。
> そもそも彼らは「今」だけを楽しむ才能をもってますしね。
> 見習わなくちゃ。

明日を思い煩う事なかれ、という言葉通りに生きる彼らですね。
私たちの「都合」で散歩が短くなったり、雨の後ゴリゴリ洗われたり、
彼らにとっちゃ意味がないのかもしれないなとも思います。
彼らにとって、生も死もあるがまま…。それは常々強く感じます。
ほんと、見習わなきゃです。
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2011.03/25 00:36分
  • [Edit]

>心配だよねぇくもぅちゃま

こんばんにゃ~。銀月の顔を見ると、ほっとするよ♪ 太平楽を全身で表現しているから♪♪

> ジツはこちら明太子県でも水ペットボトルがあっという間に無くなっていっている最中でございます。
> みんな、関東方面にお子さんがいる老夫婦なんかが心配そうな顔で沢山買い込んでいるんだよ。

そうでしょうねぇ…想像つきます。大阪でも、そうだったもの。

>
> 「孫が去年産まれたばかりなんですよ…。
> まだここにあってよかった…」

水なんてさ、安いものだから、送れば送るほど送料がもったいないもののひとつでしょう?
もうそんなこと、誰~~れもも言わないんだよね。

>
> そういって、重いペットボトルをご夫婦で10本くらい買って行くのをみました。
> 切ないねえ。

考えたら、水なんて、平常時2リットル6本入りがせいぜい700円ぐらいで売ってるんだよね。山積みで。
高くても1000円、しかも誰も買えない心配なんてしたことなかった。
我が家も、非常時用に常に水だけは買い置きしてあるんだけど、まさか実際に役立つとは思ってなかったよ。
しかも、こんな形で。
おとなり、お水2本で足りるんだろうか。土曜日に帰るまでの分で十分といっていたけど、その後、買えるといいなぁ。というか、放射線量が下がってくれたら一番なんだけど。
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2011.03/25 00:42分
  • [Edit]

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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
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