今日もわんにゃん日和

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分け与えられる幸せ

分け与えられる幸せ1

愛動協のサイト(←リンクしています)に、刻々と被災地で動物と暮らす人たちの苦境がアップされています。

水もない。食料もない。極寒の中、ストーブに入れる灯油がない。救援物資を受け取りに行くガソリンがない。
当然、ペットフードもなく、ペットに分け与える人間の食料すら危うくなっている。
救援物資が、たくさん向かっています。どうか、間に合って欲しい。
人も、動物たちも、命をつなぐぎりぎりの時間を…。乗り切ってください、乗り切らせてくださいと天に祈ることしか、今はできません。

私も、愛動協を通じて、ボランティア登録しました。
といっても、私には現地で動物たちの救済に関わることはできません。
私は、現地まで物資を運ぶ、動物たちを避難させるためにつれて来る、そのボランティアに登録することにしました。ガソリンさえあれば、遠くまで運転するのは私にできること、だから。我が家の子たちを守りながらの、最小限できることだと思っています。

今日は、みなさんに、去年私が受けた、優良家庭犬普及協会の飼い主大学の、「ペットの命を守る~災害避難」の講義から、私の心に突き刺さったエピソードをお伝えしたいと思います。

この講義は、大島、雲仙、阪神大震災、三宅島噴火、新潟中越地震などで、緊急災害動物救援本部のスタッフとして活動された先生方によるものでした。ノウハウを積み重ねてこられた、そして被災地の状況をつぶさに見てこられた、貴重な講義でした。

私の心に突き刺さったエピソード。どうか、読まれる方は最大限の想像力を働かせてみてください。

・・・・・・・・・・・

ある被災地で、運良く愛犬と避難所に入ることのできた飼い主さんがいらっしゃいました。
着の身着のまま、愛犬と、命からがら逃げてきた飼い主さんには、もちろんのこと愛犬のためのフードなど持ち出す余裕はありませんでした。

避難所では、人間用の食料もまだ十分に行き渡る状況ではありませんでした。
配られたのは、菓子パンが1人に1こだけ。
飼い主さんは、迷うことなく半分を愛犬に与えようとしました。

与えようとしてふと、周りを見ると、小さな子どもを連れた家族がいました。
大人は、1日1このパンでも、がまんすることができます。
子どもたちは、それではひもじさに耐えられない。
親たちが必死で自分のぶんも食べさせ、なだめていました。

飼い主さんは、愛犬を連れてそっと避難所を出て、人目のない場所まで行き、そこで愛犬に自分のパンを分け与えて食べさせたそうです。

・・・・・・・・・・・・・


動物と暮らす者にとって、非常時には自分の糧を分け与えてその命を守ってやることは、人間の親が子どもを守るのと同じことです。自分のぶんとして配られた食料を、自分が食べずに犬に与えて何が悪い?
平常時なら、飼い主はだれしも、そのように考えると思います。

ですが、この飼い主さんの配慮は、非常時、たとえ犬猫を受け入れてくれる避難所であっても、人々の思いは、動物と人間の命の重さが等しいということを、感情的に受け入れられるものではない、ということをひしひしと感じての行動だと思います。

アンケートをとると、「動物が好きな人」「動物が嫌いな人」「動物に関心のない人」がそれぞれキレイに3分の1ずつになると言われています。避難所には、そのすべての人がいます。そして「関心のない人」は、非常時には「嫌いな人」になってしまう可能性が大きいのです。

ある避難所では、助かった命はみないっしょ、と犬猫を家族と同じ部屋に入れることに最初から同意があったそうです。飼い主さんたちは、本当にほっとしたことでしょう。
ところが、数日がたち、避難所の人たちの間に風邪が蔓延しました。動物たちがいるせいだ、という声がどこからともなく上がり、あっというまに動物たちを排除する雰囲気になっていったそうです。


もし、あなたがこのような中にいたら、どう行動するでしょうか、どのように発言するでしょうか。
動物たちは人にその命をゆだねています。その命を守るのは、飼い主としての最大の義務です。命の重さに、代わりはない。本来それは、平常時も非常時も変わることはないでしょう。

でも、非常時にそれを声高に叫ぶことは、かえって動物たちの印象を悪くしてしまうことがある。
そのことを、飼い主である私たちは想像し、肝に銘じておきたいと思います。
このような場合、どのように周囲の人とコミュニケーションを取っていくべきか。
周囲の人との良好なコミュニケーションこそが、「わが子たち」の命を守るのです。

避難所に入れない動物たちがたくさん、たくさんいるそうです。
飼い主さんたちの苦しみに、少しでも心を寄せたいと思います。

そして、何も思い煩うことなく、笑顔の愛犬に自分の食べ物を分かち合えることの幸せを、
心に深く刻みたいと思います。

分け与えられる幸せ2







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*Comment

貴重なお話をありがとうございます。私も大震災後、もし私が被災していたら?と何度も考えました。私はきっと多くの犬飼がそうするように、貴重品は持たずとも、空を抱えて逃げると思います。でも目の前で津波に飲み込まれ流されている子供がいたら…そんな事を考えたりしました。人間が助け出されなきゃ、助けられない命。亮子さんの話を心に刻もうと思います。私は義援金という形でしか今は力になれませんが、被災地の方々、そして動物達が一日も早く安心して暮らせるようにと願っています。クウカイのパニックが早く収まりますように…
  • posted by そら母
  • URL
  • 2011.03/19 06:53分
  • [Edit]

クウカイ君を呼び捨てにしちゃった。ごめんなさい。
  • posted by そら母
  • URL
  • 2011.03/19 06:56分
  • [Edit]

想像して、涙出ました・・・

自分のキャパも一杯なので、
だいぶ躊躇したのですが、
やはり、これはもう一段がんばるべきと
確信を持ちました。

私も今、
ボランティア登録用紙の記入を済ませました。
これから投函してきます。
  • posted by ねこまちぽち
  • URL
  • 2011.03/19 16:50分
  • [Edit]

ご無沙汰しています。
体調はいかがですか?本当に気を付けて下さいね

大阪は、いつもの通りです。遠い被災地の事など想像できないかのようにです。
毎日の報道に言葉も無く・何を書いても説得力が無い気がします。

元気を送れたらいいなと願いながら書いてます。

岩手のお友達が私のブログに来ると明るさに救われるとコメントをくれました。
なのでちゃらけブログを続けます。

今日ペットショップを覗きました。いるんですよ子犬が・当たり前のように。。これが現実なんですね。
何かを伝えたいけど言葉がみつからず。。亮子さんのブログのリンクを貼らせて貰いました。
事後承諾ですいません。

  • posted by ダクママ
  • URL
  • 2011.03/19 21:31分
  • [Edit]

>そら母さん

こんばんわん! 元気で過ごされてますでしょうか。
地震、被害を受けていなくても、さまざまなショックが心に蓄積されていると思います。
しんどくなったりしないように、ストレスマネジメントしましょうね、私もそうしてます。

> 貴重なお話をありがとうございます。私も大震災後、もし私が被災していたら?と何度も考えました。私はきっと多くの犬飼がそうするように、貴重品は持たずとも、空を抱えて逃げると思います。でも目の前で津波に飲み込まれ流されている子供がいたら…そんな事を考えたりしました。人間が助け出されなきゃ、助けられない命。亮子さんの話を心に刻もうと思います。

授業の請け売りなのですが、貴重な話、とおっしゃるとおり、私も貴重な話だと思っているんです。
だって、想像できないでしょう? 私、本当にこの話を聞いたとき、衝撃を受けました。
考えたらなるほど、そうなんですが…

災害の現場では、目の前で人が亡くなるのを、何もできず見ているしかないことが多々あるそうです。
どれほど心が傷つくことでしょうね…。そう言葉にすることすら、はばかられます。

私も、動物たちを抱えたら、何もほかに持ち出すことなど不可能だと思います。
だいたい、全員つれて行けるかすら、危ういのですから^^;

>私は義援金という形でしか今は力になれませんが、被災地の方々、そして動物達が一日も早く安心して暮らせるようにと願っています。

私に至っては、お金もあまりないので、私個人からの寄付は人間の方に。
そして、動物たちへの寄付は、以前手がけたレスキューの残金をすべて充てることにしました。
あとは、体を動かそうと思ってます。

>クウカイのパニックが早く収まりますように…

ありがとう♪ 呼び捨てなんて気にしないでくださいね(笑)
今日も大きな余震? がありました。
クウカイは自分からハウスに入って、落ち着くまでそこで固まってました。
飛び出して行かなくなったし、自分で乗り越える力が出てきたような気がします。
というか、私自身が余震になれて、ビクビクしてないのがいいのかも?
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2011.03/19 22:39分
  • [Edit]

>ねこまちぽちさん

こんばんにゃ~♪ にゃんこたちは、地震大丈夫そうですか?

> 想像して、涙出ました・・・

ああ、しまった! ただでさえ感受性の強い人に、刺激が強すぎたかな…。

>
> 自分のキャパも一杯なので、
> だいぶ躊躇したのですが、
> やはり、これはもう一段がんばるべきと
> 確信を持ちました。

ややや、アナタの場合は、あまり無理しないでくださいませ!
火事場の馬鹿力が出るぽちさんなので、私が言うことではありませんが
(ってか私も無理する方なので、お互い言えた義理ではないと申しましょうか…苦笑)
がんばりすぎに気をつけましょうね、敢えて言いますよ。


> 私も今、
> ボランティア登録用紙の記入を済ませました。
> これから投函してきます。

お互い、ボランティア精神だけは有り余るタイプだと思いますので…(笑)
無理はしない、勇気ある撤退をカードとして用意する、わが子たちを大事にする。
これだけは、守りながらやりましょうね!
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2011.03/19 22:45分
  • [Edit]

>ダクあやめママさん

こんばんわん! 

> ご無沙汰しています。
> 体調はいかがですか?本当に気を付けて下さいね

ありがとうございます。やはり地震のショックはそれなりにあったようで、昨日は頭痛がひどかったです。でも、今日は体も心も動く日のようで、いろんな用事を済ますことができました。

>
> 大阪は、いつもの通りです。遠い被災地の事など想像できないかのようにです。
> 毎日の報道に言葉も無く・何を書いても説得力が無い気がします。

それは…16年前、阪神淡路大震災のときに、関東の人間が感じたことも同じだと思います。
というか、やはり身近に体験しなければ、想像しかねるというのは、普通のことだと思います。
もっといえば、地震に揺られた私たちだって、津波の被害に遭った方々の本当のところなんて想像もできないんです。それは関西の方々と一緒だと思う…。
だからこそ、こんな記事を書いてみました。

報道…びっくりするようなことばかりですよね。
私、それに慣れちゃった自分がいて、怖いです。
四国の友達からは「東京は人々がみんなパニックになっているって本当?」って聞かれました。
笑い飛ばしましたが、そんな想像が飛んでもフシギではないのですよね。

> 元気を送れたらいいなと願いながら書いてます。
>
> 岩手のお友達が私のブログに来ると明るさに救われるとコメントをくれました。
> なのでちゃらけブログを続けます。

うん♪それが一番です。
私も、関西組のブログを読みにいくと、楽しくなるよ♪
ええねん、一緒に深刻にならんといてください!
そのほうが、私も嬉しいな♪


> 今日ペットショップを覗きました。いるんですよ子犬が・当たり前のように。。これが現実なんですね。
> 何かを伝えたいけど言葉がみつからず。。亮子さんのブログのリンクを貼らせて貰いました。
> 事後承諾ですいません。

リンクありがとうございました。
そうやね…。ショップに子犬、というのはこの辺だって一緒。
あの子たち、ガラスケースの中で地震を体験して、トラウマになってないだろうか(涙)
あのね、報道映像にあったの。津波にあったペットショップ…。
子猫が、上の段のケージの中で生き残ってて、救い出されてました。
でも、その他のケージは、泥をかぶって………

想像すると辛いことだらけです。
私がもし、ボラで動けたら、みんなの気持ちの分も動いてくるからね。

  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2011.03/19 22:53分
  • [Edit]

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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
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