今日もわんにゃん日和

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咬む犬とどこまで向き合えばいいのか(忘れたくないこと…)

麟の鑑札と注射票
9月16日、麟の畜犬登録に行ってきました。
麟は名実ともに、今、ウチの犬です。
ただ、彼に、新たなおうちを見つけるかどうか…
それは、私自身にもまだわかりません。



小田原での、麟の「快挙!」に、感動のコメントをたくさん、本当にありがとうございます。そして、去勢手術中止では、ちょっとご心配おかけしています^^;
まぁ、保護犬ですから、いろいろありますわナ…ある意味、我が家に来る子に、なんらかの健康上の問題があるのは、すでにデフォルトなので…喜ばしくは絶対ないけど、もう慣れたワ!(苦笑)

みなさんにコメ返しをまだしていないのですが、どうしても、その前に書いて置きたいことがあって…もしかしたら、読まれたら「考えすぎでしょ」と言われそうなことでもあります。

でもね、麟という、咬傷犬(はい、保健所に届け出したら立派に咬傷歴アリです)と向き合ってきて、忘れてはいけないことがやっぱりあります。また、麟を通じて、やはり咬む犬と真剣に向き合っている飼い主さんと交流することができ、そこで深く考えさせられる言葉にもたくさん出会っています(現在進行形)。

麟が、咬む犬とは思えない、ニコニコしたワンコとして生まれ変われた。
そんなふうに「脳天気に」(敢えての表現ですが)手放しで喜ぶだけでなく、その裏側も、考えておきたい。今だからこそ。そんなふうに思っています。

麟は、幸いにして3ヵ月という短期で、障害も軽減し、口輪さえ外すことができました。
ですがそれは、麟のケースであって、「咬む」という現象は(あるいは、基礎疾患などが)同じでも、その犬その犬によって、飼い主さんの抱える深刻度は当然違いますし、治癒あるいは軽減までの時間も、全く違います。必要な治療措置も違えば、必要な環境も違う。麟のケースが、どの子にも当てはまるかといえば、違うのだと言わざるを得ません。

その意味で、

「麟は、ここまで良くなったよ。私、ここまでがんばったよ。だからみんなもガンバってね」

とは、不用意に言えない、言ってはいけないことだ、と思っています。

麟が、我が家の犬ではなく、しかし私の手元にいた3ヶ月間。
もしも、治療に反応せず、また、私自身が麟のコントロールをモノにすることができず…
麟がふたたび、家族ではない他人に怪我をさせるようなことがあったら…。
私は、麟の命を絶つ決断を、いつも心の中に用意していました。

他人に怪我をさせる可能性のある、犬という動物を飼う飼い主にとって…。
究極の責任感である、と今でも思っています。

麟は幸いにして、小さな柴犬。もともとの攻撃性は高くなく、そして我が家は大人だけの家。
家族に理解があり、先住動物も協力的で(クウカイは不満かもしれませんけれど^^;)、しかも、私は地域とのつながりがあり、麟の行動修正に必要なコミュニケーションを他人ときちんと取れる環境にありました。
いわば、ラッキーは重なっていた。

ですがもし、麟が大型犬で、我が家に小学生にならない子供がいたら…?
麟が咬んだのが、心優しい保護主さんではなく、犬が怖いだれか他の人だったら…?
我が家の先住犬にも、麟が攻撃性を向け続けていたら…?

私が、本当にGIVE UPしなければならないシチュエーションは、いくらでも考えられます。それは「しなければならない」…この世で一番辛い選択でしょう。

そしてそれを今私は、仮定のこととして書いていますが、世の中には、この一番辛い選択を余儀なくされる、または今その決断に直面している人は、現実にいるはずなのです。この瞬間にも、獣医さんに相談している人はいるでしょう。あるいは、あきらめきった顔で、センターからとぼとぼ歩いている方がいるかもしれない。

あらゆることを想定し、できる最善のことを尽くした結果、その選択にたどりつかざるをえない人がいたとしたら、私は、それを、共感を持って受け入れ、その立場に寄り添うことを忘れてはいけないと思っています。

咬む犬と向き合う。
誰にでもできることだとは言えません。
相手は、鋭いキバを持ち、殺傷能力を備えた、人間ではない動物です。

咬傷歴があっても、穏やかな、抑制の力を持つ犬に変わることは、もちろんできる子もいるでしょう。
だから、一概にチャンスを奪われることは、悲しすぎることではあります。
できうる限り、どの子にも生きるチャンスを与えてやりたい。
なぜなら、犬は人がつくりだした動物にほかならないから。

ですが、そこにだけ目を奪われ、チャンスを与えてやれなかった、それに失敗した人間が責められることは間違いであるとハッキリ言っておきたい。

チャンスを与えられなかった人、失敗した人は、愛する犬との絆を、命を、自ら絶ちきる決断をする、という、想像を絶する罰を、そこで受けることになります。
その人を、他者がむち打つことは、人として許されないと思います。

だから…

私は、咬む犬と必死で向き合っている飼い主さんに、一緒にがんばろうね、と声を掛け合うことが、たとえできない間柄であったとしても…。


いつも、どんなことにも、無言で、共感して寄り添いたい、と思っています。


コメント欄は閉じておきますね。
読まれた方、お一人、お一人の心の中で、ご自身なりのご意見が生まれたら、それで私は嬉しいです。



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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
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