今日もわんにゃん日和

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麟が咬むメカニズム


固い話ですので、お口直し?に動画をどうじょ~^^

まず、麟の「常同障害」(恐怖性・葛藤性)を理解するところから、始めたいと思います。
どんな病気か理解しないと、治療はできないですものね♪

常同障害とは、ストレスなどの刺激で、意味のない行動を無意識に繰り返す病気です。
原因は、さまざまな説が挙げられていて、ハッキリとはわかっていないのが現状です。

麟の場合は、犬に会うなど、恐怖を感じたり、どうしてよいかわからない場面(葛藤)に出く
わすと、なぜか、ギャウギャウわめきながら自分の尻尾に向かって噛みついてしまう、
という行動が出ます。いわゆる、尾追い行動と呼ばれるものです(ぽむにも同じ行動がありまし
たが、少し趣が違いそうです)。

担当のA先生のご解説によれば
(メールの内容を公開することをご許可いただきました。誠にありがとうございます)


「恐怖や葛藤が生じた際に、尻尾を噛むと結果的に落ち着いたということをどこかの時点で
学習している可能性が高いです。
噛んで落ち着くというのは変かもしれませんが、例えば、尻尾を噛んで騒ぎ始めたら
相手の犬(相手の飼い主さん)はその場を立ち去るはずです。
麟くんからしてみれば、恐怖や葛藤の対象がいなくなることになりますし、騒いだことで
なんだかさっきまで気にしていたことが気にならなくなったと感じているかもしれません。」


ということです。
麟の場合、犬に会うと、恐怖感を感じたり、どう振る舞って良いかわからなくて葛藤したり
すると、尻尾に噛みつくという行動を取りたくなってしまうのです。

「尾を噛むことで、嫌な刺激が逃れられた、なんだか落ち着いたという学習をしてしま
いますので、繰り返すほど良い方法だと学習が進みます。

(亮子註・尻尾咬みは繰り返させれば繰り返させるほど、強く学習されて、麟の中で
「尻尾を咬むことは怖いことを遠ざける一番良い方法」となってしまう)


逆に、避けることで、学習する機会がなくなることになります。
ここまではっきりと因果関係を理解していなかったとしても、脳内の報酬系の神経伝達物質が働き、
犬が満足感を感じているという説もあります」

(亮子註・尻尾を咬むと、脳の中で快感や満足を与える物質を出す神経系が働き、ほっとしたり
満足を感じたりすると、次からも意識せずに尻尾を咬もうとする)



ギャウギャウわめき出して尻尾をかじることを私は「パニック」と表現していました。
単に恐怖などの気分によって、ばたばた暴れたり騒いだりすることも口語的にパニックと呼びます
が、医学用語としてのパニックは、
「不安を原因として、自律神経症状などを伴う混乱した行動を起こすこと」

を指します。人間でいうと、過呼吸や脈拍の増加なんかが当てはまると思います。

私は麟から、とても強い不安を感じ取っていました。家の外に一歩出たら、麟は激しい
パンティングを始めます。目が泳いで、私のことは眼中にありません。
不安のあまりか、植え込みに強引に入り込んで行ったり(入れないのに)することもあります。
そんな状態で犬に会うと、恐怖感と好奇心とが入り交じったまま、どうしてよいかわからず
突進し、自爆する。

先生にも、いくつかの麟の動画をみていただき、医学的にパニックと呼べる状態ですね、と
判断していただきました。
立ち止まったままフリーズするのも、同じくパニックの一つの現れです。

犬に突進していき、自分の尻尾に咬みつく麟を制御しようとすると、リードやそれを持っている
人の手を咬んでしまいます。このとき、麟自身に人を咬んでいるとか攻撃しているという意識は
ほとんどなさそうだ、と私は感じ取っていました。

そのことを先生に伺うとやはり、「ほとんど無意識でしょう」、という見解でした。

この咬みを、これまで私は「転位的に」と表現してきましたが、麟の場合ちょっと違うのだそうです。
転位的、というと、犬自身が半ば意識して、八つ当たり的な行動をとること。
麟の場合は、転位的といえるほど感情が入っているかどうか不明で、どちらかというと「反射的に」その場にあるものを咬んでいる可能性があるそうです。

【9月23日追記】
転位的、反射的の概念に関して、A先生から追加訂正が入っています。新しい記事(←クリックでリンク先に飛びます)で訂正していますので、併せてご参照ください。


つまり、麟の咬みのメカニズムはこんなふうになります。

(1)普段から不安を感じやすい。パニックになりやすい。
       
(2)犬に会うと対処がわからず、恐怖や葛藤を爆発させてしまう
       
(3)無意識のうちに、尻尾を咬むことで自分を落ち着けようとする(常同行動の発現)
       
(4)常同行動を止められたりすると、無意識に、反射的に周りのものに咬みついてしまう


麟の「治療」を考えるとき、(4)だけに目を向けて咬みを封じようとしてもダメだということになります。
まずは、(1)の部分から。とにかく、不安を感じさせないこと、そして(2)の犬に対しての対処を教えていくことで、(3)の常同行動の発現を極力抑えていく。
最終的に、不安を押さえ、パニックを起こさせないことで尻尾を咬むという刺激を避ければ、咬まれるところまで行かない、ということになります。

では、どう不安を押さえていくか、それが課題ということですね♪
そう、麟たんは、なかなか私の声が耳に入らないことが多いです。
耳餃子、です(爆)

シバイヌさんの耳餃子は、餃子の皮にタネを入れて真半分に一度折ります。半円の上端をつまんでとがらせ、両端を下で重ねて、三角形に形作ってみました~♪ こんがりした揚げ餃子です♪
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*Comment

そうだね。
麟たんの場合は無意識だよね。
よく、喧嘩しているワンコを止めるときに
自分の犬に噛まれたって聞くけどそれと同じ無意識かもしれないね。

柴耳餃子美味しそう!ちょうだい!
  • posted by yoshi
  • URL
  • 2010.09/06 17:16分
  • [Edit]

>yoshiさん

こんにちわん!
ほんとお散歩真っ暗にならないと行けないよね~。
お願い、もうちょっと涼しくなって~って…。

>よく、喧嘩しているワンコを止めるときに
>自分の犬に噛まれたって聞くけどそれと同じ無意識かもしれないね。

そうだね~。無意識(反射的)もしくは八つ当たり(転位的)どちらもありそうです。ワンコが本気でけんかしているところには、人間は割って入ったらいかんそうです。非常事態なので、水をぶっかけるのが一番安全だということです。

柴耳餃子、出前しようか(^^)油モノ、大丈夫?
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2010.09/07 09:25分
  • [Edit]

空の耳も耳餃子♪

空も外では、しっかりと閉じた黒こげ耳餃子です(笑)
黒柴は黒こげだねと柴母さんも言っていました^_^;

多くの犬飼は、犬が噛んだという事実しか捉えず、そんな状況に至った
背景や理由には目を向けようとしないものですよね。
麟ちゃんのように無意識で恐怖の為に、噛みに出てしまう子が
いることも分かってほしいなぁ。
そんな方に、間違った対処法で悪化させることのないように
亮子さんのブログを読んでほしいものです。
やっぱり麟ちゃんは、亮子家に来ることができて幸せだわぁ~♪

↓基礎プロはリラクゼーションプログラムともいうなんて、
知らなかったなぁ~。そっちの方が断然響きはいいのにな。



  • posted by そら母
  • URL
  • 2010.09/09 12:28分
  • [Edit]

そら母さん

こんばんわんこ~!

> 空も外では、しっかりと閉じた黒こげ耳餃子です(笑)
> 黒柴は黒こげだねと柴母さんも言っていました^_^;

あらら^^;空ちゃんも餃子なの~?
黒こげじゃちっとかわいそう…食べられないもの。
こういうの、いかが?
http://www.gyoza-do.com/pickup/ikasumi-gyoza.html

ついでに、がみがみさんとこの、コメちゃんも併せて、
三色餃子で売り出すか♪

そういや以前、「おニャぎり」っていうメニューを考えたことあって…。
まるに耳のついた形のおにぎりで、

塩むすび→白ねこ
全面海苔→黒ねこ
ごま塩→ぶちねこ
とろろこんぶ→サバねこ
肉巻き→茶トラ
おかかまぶしに海苔→三毛
焼きおにぎり→サビ

誰か止めて(爆)


> 多くの犬飼は、犬が噛んだという事実しか捉えず、そんな状況に至った
> 背景や理由には目を向けようとしないものですよね。
> 麟ちゃんのように無意識で恐怖の為に、噛みに出てしまう子が
> いることも分かってほしいなぁ。

犬が咬んだ、っていうだけで、かぁ~っとしちゃうものだよね…。
そりゃそうだと思うの…。
でも、確かに咬むのも吠えるのも、ちゃんと理由があって、
麟みたいに、ちょっとした病気がある子だっているということ…。

> そんな方に、間違った対処法で悪化させることのないように
> 亮子さんのブログを読んでほしいものです。

そうね、どうかぶたないでやって、って思います。
私の記事が、よい方向へのステップになるなら、とっても嬉しい。

> やっぱり麟ちゃんは、亮子家に来ることができて幸せだわぁ~♪

う~む、でもとっても不自由な家なのよ、私んちは…^^;

>
> ↓基礎プロはリラクゼーションプログラムともいうなんて、
> 知らなかったなぁ~。そっちの方が断然響きはいいのにな。

あ、そういえば私、口頭で聞いたのでした。
ねぇ、いいですよね。リラクゼーション♪
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2010.09/09 21:15分
  • [Edit]

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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
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2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


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いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
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