今日もわんにゃん日和

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麟と私が続ける行動治療



麟と私に、基礎プログラムをどんな風に行うか、教えていただきながらいろいろお話している様子です。

しつこいようですが(笑)治療の内容ややり方、先生方の指導は「麟にとって」であるということをご了承ください。同じような状況の子であっても、そのまま当てはめることはできません。医療行為になりますので、その子その子で全く違うこともあり得ます。ご自身の子については、ぜひ、専門家にご自身でご相談をお願いいたしますね。ここでは「こんな感じのことが起こるんだ」ということで見ていただければ幸いです。


麟にとって、家から遠く離れた知らない場所へ行くのは初めてでしたが、緑と大きな木の多い大学構内は、真夏の真っ昼間でもお散歩ができる環境なのでラッキーでした(車も木陰に止めちゃえたし)。知らない場所なので固まるかなと思いましたが、どちらかというと突進してたかな。困ったのは、病院のほうの待合室で待たされたことで、ごちゃまんと犬や猫をつれた飼い主さんがひしめく中で、麟を抱えて診療カードみたいのを書いたり、待っていたりは脂汗モノでした^^;(先生方、もしごらんになっていたら…ぜひその点、ご考慮お願いいたしま~す~~)

大学の研究室、って私は仕事柄、わりと頻繁に行く機会がありますので、病院の診察室ではなく研究室に通されたときも、あまり違和感はありませんでした。でも病院だと思っていくと、びっくりするかな? 先生方は、お若い(!)女性が3人でした。

研究室に入ったところに、机が一つあり、その上には、真新しい口輪が1つ、ジルケーン(安心する作用のあるサプリ)ひと瓶、そして何か他のお薬がひと瓶、並べてありました。
白衣の先生方が3人並ぶ前に私と(無理矢理つきそってきた)母が並び、麟はリードを私に持たれたまま、ある程度自由に部屋をウロウロさせてOKでした。お水もトイレも用意してくださってました。

麟は落ち着きなくウロウロしていましたが、室内ですし、興奮していきなり咬むことは考えにくいと思ったので、その旨先生方にお伝えして、口輪を外してやりました。先生方は私と話す間は、麟をほぼ無視の状態です。余談ですが、こういう場面で無視されるということは、犬にとっては大きな安心だということ、ハッキリわかりました。麟は好き放題先生方に近づいて匂いを嗅いで確認して、先生方の、手は差し出さないかわりに受け入れているオーラを感じ取って、とても安心したようです。しまいには、先生方の膝に前足をかけるところまでなつきました。診療が終わる頃にはたくさんオヤツをもらって、ウハウハ♪状態だったことも書き添えておきます。

麟の診断と、治療法は以下のような治療案として、カウンセリングの最後のほうでプリントにして手渡されました。
(下記にあるパニックは、医療用語としてのパニックではなく、口語的に、混乱して暴れる状態を指します。医療用語としてのパニックの話はまた別に書きます)

・・・・・・・・・・・・

診断名 常同障害(恐怖性・葛藤性)

(1)あなたの家族と「麟」の関係の再構築(基礎プログラム)(アイコンタクト、待てを入れる)
(2)できるだけパニックになる状況を回避(他の犬が少ない道を通る)
(3)パニックになりそうな場合は、基礎プログラムなどで集中を他に向ける
(4)簡単な日記(パニックの回数、持続時間)
(5)運動の継続(口輪をした状態で)
(6)間違って噛んだら遊び中止
(7)猫とはしばらく離した生活を続ける→号令がきけるようになったら、運動・食事後、口輪をつけて会わせる
(8)薬物療法(抗不安薬)
(9)去勢手術
(10)犬歯削り


・・・・・・・・・・・・・

お気づきでしょうか。
(8)~(10)以外は、獣医師が犬に何かをする、ということはありません。
すべて、飼い主さん自身が家族と一緒に取り組むことばかりなんです。
行動治療とは、獣医師のアドバイスのもとで、飼い主さん自身が犬の治療を行っていく、究極の参加型医療とも言えるかなとおもいます(^^)


麟はすでに口輪をすることができるようになっていましたので、口輪をはめる、慣らすなどは省かれていると思います。
また、(10)の犬歯削りは、麟の様子をカウンセリングの2時間の間観察していただいて、不要ですね、ということになりました。究極的な選択になると思いますが、柴犬も犬歯が鋭いので、大けがをするリスクを極力減らすには、考慮が必要という場合もあると思います。小さいお子さんが家族にいるとかね。もちろん、飼い主さんの意向を無視して勧められるようなことはありません。
飼い主さんの意向が大事にされることは、(8)~(10)のいずれもそうだと思います。必要性や必然性、リスクなども話していただいた上で、飼い主さん自身が受けるかどうか判断する医療です。

薬物、口輪、犬歯切除などは、本当に悩みどころになると思います。ですが、どんな提案も、その犬と家族全員が安全に、よりよい関係をつくり、幸せに暮らすための、前向きな提案だと言うことを、どうぞ忘れないでいただきたいな、と思っています。繰り返しますが、その子に対して選んであげるかどうかは、飼い主さん家族の価値観による最終的な判断になります。

(1)の基礎プログラムとは、犬に簡単なコマンドを教え、それに従うトレーニングを行うことです。「オスワリ、おいで、伏せ、待って」などをご褒美を使いながら教えていきます。

トレーニングの目的は「命令に従うこと」そのものではありません。まずは、犬と楽しい時間を過ごすことで、信頼関係を再構築すること。そして、最終的な目標は「犬が喜んで飼い主の号令に従って、落ち着いて自分の場所にじっとしていることができるようになること」です。

行動治療の大きな方法の1つとして、飼い主さんが正しい行動を教える「行動修正」があります。その土台作りにもなりますので、どんな問題行動に対しても、一番大事にされるのが基礎プログラムということです。

基礎プログラムは、1日2回、5~10分ずつ程度行うことを指導されます。たくさんおやつを使い、失敗しても叱らず、楽しく、集中して行うことで、犬がその時間を楽しみにするようにします。もちろん、飼い主さんにとっても楽しい時間になることを目指します。

チャーリーママ式の「名前を呼んでおやつ」は、基礎プログラムの筆頭に入っても良いなぁ、なんて個人的に思っています。名前を呼ばれることが究極の喜び…。究極の関係構築手段だなぁと私は思っています。

麟が自分の名前を認識しないところから2ヶ月、名前を呼んで呼んでおやつを食べさせ続けて…。
今、基礎プログラムとして毎日、意識してするようになりました。麟スペースでは落ち着いていられる麟ですので、彼なりにプログラムを楽しんでくれているかな♪という手応えは感じているところです。

つづきます♪
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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
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