今日もわんにゃん日和

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口輪は麟を守るためのもの(1)

口輪してるけどよろしく♪

このあいだ、麟を散歩させてたら、カートを押しながらのんびり歩いていたおばあちゃまに、言われました。

「あ~ら、この子はさるぐつわしちゃってるの?」

さ、さるぐつわ…ですか( ̄ー ̄;;;

「え~と^^; 口輪ですね~♪ ちょっと咬むんですよぉ」

「あらそうなの~♪」

ひじょ~~に牧歌的な会話を交わしてしまいました。
そう、口輪つけてる犬を連れてても、こんな会話ができちゃうんですよ(爆)
麟がね、おばあちゃまの押しているカートが不審で、ガン見始めてたんですが、噛みつくんじゃないかっていう心配は、ぜんぜんしなくて良くて、おばあちゃまの勘違いをほほえましく思う余裕がありました。

できればこの記事は、ご自身の愛犬が、咬むという問題を抱えてて、そして悩んでいらっしゃる方にぜひ読んでいただけたらなぁ。気持ちが軽くなってもらえたらなぁ。そんな風に願いつつ、つづろうと思います。

口輪は、犬にちょいとばかり不自由をかける点もありますが、その存在理由は、
「犬を守るための究極のアイテム」
だと私は理解しています。

ウチの動物たちの主治医、H先生は、口輪をサラッと使ってしまう先生です。
たとえば、ナーバスな犬に注射をするときや、痛みを訴えている犬を診るとき、レントゲンを撮るときなど。
「口輪しちゃいますね」といって、革の筒型口輪を素早くはめてしまいます。これは、我が家のクウカイみたいな、温厚だということがよくわかっている犬でも同じこと。なぜか。

「犬は、咬むという性質を持った、咬むのが当たり前の動物だから」

です。どんなに我慢強い子だって、瞬間的にすごく痛ければ、思わず口が出ます。咬まれてしまえば治療はできないし、咬んだ犬も飼い主さんも、みんなが辛い思いをすることになります。
「お互いの幸せのためにね」
H先生の口癖です。そして、治療を無事終えたら、「おりこうだったねぇ~」と犬にオヤツをくれるのです。
だから私は、麟に口輪をすることに、抵抗が全く無かったのかもしれません。

「口輪は咬み犬ってレッテル貼ってるみたいで可哀想」だと思うかもしれません。ですが、麟がパニックを起こすと見境なく咬んで、自分自身や近くの人間を傷つけることは紛れもない事実。パニックさえ起こさなければごく普通に可愛い柴犬ですが、パニックを起こせばまるで悪夢のようです。
保護主さんと私が、咬まれてけがをしてしまってますから、これ以上、誰かを傷つけたり、麟自身が傷ついたりするのは、何よりも可哀想なことです。

レッテルを貼っても、犬はそんなもの、貼られたなんて思いもしないと思うんです。
だけど、確かに飼い主のほうががドンヨリしたくなるという気持ちも、ないわけじゃないよね…。
わざわざのぞき込まれて「あら可哀想~」なんて言われたこと、あるし。(いきなり犬をのぞき込まないで下さい!あなた咬まれたいですかっての!)

ドンヨリしてたって前には進めない。それより、誰かを咬むかも、とか、私が咬まれてしまうかも、とかいう恐怖心とサヨナラしちゃって、まっすぐ、「咬まずにいられない、辛いワンコの心」に向き合ってあげたほうがいい。そんなふうに、発想の転換できると思います。

100627麟 (2)

こういうこと書くと、「亮子サンは何でもパキパキ決断できちゃうなぁ、強いなぁ」って思われてるかもしれないな、と思います。確かに、思い切りは良すぎるぐらいいいかもしれない。

強いからなんてとんでもなくて、誰よりも、咬まれるのが怖い、誰かを咬んでしまったら怖い!という感覚は強いんですよ~。だから、咬まない方法を必死で考えてるかもしれない。

あとはね、麟は、保護犬としていきなり私の前に「咬む状態で現れた」子だから、それに対して良くも悪くも思い入れが全く無いからできるのでは、と思うんです。子犬の頃のしつけが間違ってたから咬むようになったのかしらとか、接し方が違うのかしら、この子は本当はこんな子のはずじゃない、とか。そういう感覚は一切無いわけですよね。だからね、「麟は咬む子」というのが、事実そのものとして、丸ごと受け入れられたんじゃないかな。麟に対しても自分に対しても、肯定も否定も感情がついてこない。だから、冷静すぎるぐらい冷静なんだと思います。ぽむに対してもきっとそうだった。

だから、一見可哀想に見える口輪という手段が、麟にとって可哀想ではない、という判断がポーンとできちゃうのかもしれません。でもね、内心はやっぱり、「うっとうしいだろうなぁ、こんなものない方がいいに決まってるよなぁ」って、私だって思っているんです。

つづく。



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*Comment

こんにちは。HNを変えてからは「初めまして」ですよね。(以前はpoohでした)
近頃は読み逃げ専門の私ですが、どうしてもお礼を述べたくて出てきました。
亮子さんの鱗君と向き合う姿勢を拝見していて、私はまだまだ甘チャンで
この仔を守るって覚悟もしきれていなかったと反省しています。

私は「あらあら、あんなに凶暴にしちゃって。しつけに失敗したのね~」と思われるのが怖くて、
口輪もつけられずにいたんです。でも
「そうですよ~しつけを失敗したんですよ~。だから今やり直しているんです。」
と言える勇気を亮子さんから頂きました。ありがとうございます。
口輪をつけると憐れみの目や、好奇の目にさらされたりしますが、
あと「さるぐつわ」も言われましたね(笑)
でも他の犬または人、そして自分自身も咬まれる心配がないので、
冷静に行動が出来るようになってきました。それでも時々焦って無理矢理移動させたりしますけど(汗)

>「咬まずにいられない、辛いワンコの心」に向き合ってあげた方がいい。
本当にそう思います。口輪が必要なくなる時が来るか来ないか分かりませんが、
一生この仔を守りきる覚悟を決めました。頑張ります!
長文失礼致しました。
  • posted by マッシュルーム
  • URL
  • 2010.07/07 16:46分
  • [Edit]

>マッシュルームさん

こんばんわん! 
読み逃げ大歓迎です(笑)私も、実はそうなので~^^::

> こんにちは。HNを変えてからは「初めまして」ですよね。(以前はpoohでした)
> 近頃は読み逃げ専門の私ですが、どうしてもお礼を述べたくて出てきました。
> 亮子さんの鱗君と向き合う姿勢を拝見していて、私はまだまだ甘チャンで
> この仔を守るって覚悟もしきれていなかったと反省しています。

いやいや、そんなこと、絶対ないですって。
本文にも書きましたが、私には「この子保護犬でね」という言い方がいつでもできます。

>
> 私は「あらあら、あんなに凶暴にしちゃって。しつけに失敗したのね~」と思われるのが怖くて、
> 口輪もつけられずにいたんです。でも
> 「そうですよ~しつけを失敗したんですよ~。だから今やり直しているんです。」
> と言える勇気を亮子さんから頂きました。ありがとうございます。

本当に、大きな、大きな勇気を出されたと思います。
失敗した、って言い切ってしまうのはそりゃ違うよ~、と思いますが…。
(だって、間違った情報だって山ほど流れているわけですもの!)
周りの目線は、どうしてもそう、ですよね。

> 口輪をつけると憐れみの目や、好奇の目にさらされたりしますが、

けっこうカチンと来ますよね。好きでつけさせてるわけじゃないんだもん!

> あと「さるぐつわ」も言われましたね(笑)

他にもそういう人、いたのね(笑)

> でも他の犬または人、そして自分自身も咬まれる心配がないので、
> 冷静に行動が出来るようになってきました。それでも時々焦って無理矢理移動させたりしますけど(汗)

次の記事に書きましたが、「口輪をつけたまま、怖い思いをさせない」のが大事になりそうです。
だから、無理矢理移動は、ある程度仕方がないかも。
そのうちに、タイミングや大丈夫の範囲がわかってくるし、それに、広がってくる!(実感)

>
> >「咬まずにいられない、辛いワンコの心」に向き合ってあげた方がいい。
> 本当にそう思います。口輪が必要なくなる時が来るか来ないか分かりませんが、
> 一生この仔を守りきる覚悟を決めました。頑張ります!

たぶんですが、必要なくなるときは来る、と思います。
今の私の、手応えです。
パニックにならないための制御が、しっかり麟の心身に受け入れてもらえたら。
麟はパニックを起こすこと自体が、たぶんほとんど無くなるだろう。
起こしても噛みつきに発展しないで回避または抑えることができるようになるだろう。

それがね、信じられるんです。
それだけでも、口輪を選択したのは間違いではなかった、と思います。
サイトハウンドたちのように、遊ぶときには口輪は必須、というようにしたとしても、
それはそれでいいんだと思います。
麟のパニックが、予測不可能な場合もあることを考えると、「口輪は麟のトレードマーク」
にしてしまうのも一つの方法かもしれない、と思っています。

私は、口輪を上手に使うことがもっと一般的になって良い、と思います。
咬むという問題は、本当に飼い主さんの心を萎えさせてしまうものだと実感しています。麟もそうでしょうけれど、結果、ネグレクトや遺棄につながっていく。それは、私は飼い主さんばかりを責められないと思います。

口輪に対する偏見を無くして、上手に使うことをひろめていくことで、飼い主さんの心も、犬とともに救われていくのではと感じています。


  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2010.07/08 00:02分
  • [Edit]

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