今日もわんにゃん日和

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愛動協千葉支部しつけ教室つづき

100220愛動協千葉支部しつけ教室 (11)

写真をほとんどとれなかったので、後半記事はこの一枚だけで(笑)

飼い主さんの足下でぷるぷる震えている小さなチワワン。飼い主さんは、奥様の代理でいらしたというパパさん。
かわいがっていらっしゃるのは伝わってくるのですが、やはりそこは男の方で、ほめる、というのはほとんどしたことがないとおっしゃいます。先住犬のパピヨンの女の子には、しつけはひととおり入っているのだけれど、このチワワン君は「パピヨンほどおりこうじゃないんです」とのこと。ほんとかな?

お教えする「科目」は、しつけ教室では「おなじみ」の、アイコンタクト、オスワリ、フセ、引っ張らずに歩くリードウォーク、仰向け抱っこ(ホールドスティールのソフトなもの)などのいわゆるオビディエンスの基本といわれることです。もしかしたらこのあたりは、チャーリー組ほか一歩先行くみなさん(笑)は、敢えてやる意味を見いださないことばかりかもしれません。ですが、私は、言ってみれば空手の型や野球の投球フォーム、テニスの素振りと同じかもなと思いながら参加していました。

チワワン君、オスワリもマテも、ちゃんともう教えられています。できるんです。
ですが、精度はそれほど高くない。何度も「オスワリ、オスワリ、オスワリ!」と繰り返しているうちに座る。アイコンタクトも、オヤツをみつめている。パパさんに注意が行っていないのがわかりました。ついて歩くのも、怖くなると固まって動かなくなってしまう。

まずは、パパさんの声がしたら、喜んで動けるようになりましょうね♪という感じになりました。

チャーリーママさんの教えが、ここで見事に役立ちました。
オヤツを使ってまずはマグネットで動いてもらいます。
名前を呼んで、オヤツを食べさせて、「いい子だね」を連発してもらいます。

ほめたり、オヤツを使うしつけというのを、けなすトレーナーさんもいらっしゃいますが、本当に「犬を喜ばせる初歩」ってこれで十分じゃないんだろうか、って思います。固まってたチワワン君、今日はなんだか、パパの様子がいつもと違うぞ? ということに気がついたのか、徐々に動き出しました。そして、目がキラキラしはじめたんですよね。

見ていると、どんどんパパさんの声への反応が良くなっていくのがハッキリわかります。自分からアイコンタクトを取り始めるのに、さほど時間はかかりませんでした。それを、パパさんにお伝えしていきます。

「ほら、すぐにパパを見上げるようになったのお気づきですか~? どんどん名前を呼んであげてください!」

オスワリも、最初はオヤツを見せて、オスワリ、をかけて、座らなければオシリを押して座らせる。即座にオヤツをぱっと出す(このタイミングも、どんどん早くしてもらいます)。
次に、オヤツを手のひらに隠して、オスワリをかけて、何度も言うのではなく、ワンコ自身に考えさせます。手の中のオヤツが欲しいなら、どうすればいいの? 考えて考えて~座った瞬間に、「いい子っ!」とぱっと手をひらいてもらいます。あっというまに、オスワリの精度が上がりました。

単純なやり方でいえば、ほめるタイミング、オヤツを出すタイミングを飼い主さんが思っているよりずっとずっと早くすること、なんですが、飼い主さんには、ワンコが「」となった瞬間をたくさん見ていただくようにしました。ワンコの反応速度がどんどん速くなることは、飼い主さんはものすごく実感できて嬉しいことだと思います。

結果的に、プルプルのチワワン君は、パパがいることで安心できるようになるんですよ、というお話をして、確かにそのとおりに、時間内にかなり落ち着いていられるようになりました。「芸を覚えない」は、2時間で完全に解消。飼い主さんには、ワンコとコミュニケーションを取る手がかりを少しはつかんでいただけたかな、と思いました。チワワンは、すっかりパパさんのお膝でリラックスできていたし、小さなお腹はオヤツでいっぱいいっぱいになってしまったけれど、彼なりに頑張っている(がんばれてる!)感じが伝わってきました。

さて、問題の先住犬との「ケンカ」。
ひととおりの動作が終わってから、相談タイムに入りました。
とにかく、2頭とも食事の間中、目の色を変えて唸っちゃうとのこと。一応別々に食事をさせているそうですが、終わったから、とすぐに同じサークルに入れたら、とたんにガガガガッとケンカになるのだそうです。そのあと、散歩に連れ出そうとすると、興奮するのか、嫌がっているのかわからないけれど、噛み付くことがあるとのこと。

提案は、2つでした。
1つめは、「散歩は食事の前」。小型犬ですから食事後に散歩でも、胃捻転などはあまりないかもしれません。ですが、本来は食事をしたら、ゆっくり休む方がいいので、まずは、食事前に散歩に行っていただくことにしました。

2つめは、食事が終わっても、すぐに一緒にしないこと。食事を守ろうとするのは、ある程度仕方がないかもしれませんし、互いに安心して自分の分をしっかり食べ終わって満足を得たいはず。なので、できれば完全に部屋を分けて食事をさせ、一緒にするなら食後、十分な時間が経って、互いに食事のイメージが残っていない状態になってからにしていただくことを提案しました。

すごく単純なことですが、この2つは十分に変更できます、というお返事でした。

それでも、チワワン君がパピヨンちゃんをしつこくおっかけたりするなら…。
声を上げて叱らずに、黙って間に入り、チワワンちゃんを抱き上げるなどして、興奮を納めてもらうことにしました。
そして、必ず、1頭ずつ別々に時間を取って、飼い主さんが向き合うこと。1日5分でも10分でもいいので、今日やったことをゲームみたいにしてやってみて、ということで、トライしていただくことになりました。

何度も練習したオスワリやマテは、興奮したりしたときに、本当は役立つはずのものであることもお伝えしました。ここでも、リーダーシップは大事な要素として挙げられますが、チャーリー組での教えと同じです。
名前を呼んでオヤツも、オスワリの繰り返しも、大好きな飼い主さんの声がしたら、条件反射で立ち止まり、飼い主さんに注意が向いてしまうように持って行くこと、です。

たった2時間では、毅然としたリーダーウォーク、なんていっても無理ですし、他の参加者では、パピーちゃんがはしゃいで大変、という組もありました。ですが、本当に不思議。「吠えるんです。咬むんです、他の子がいたら唸るんです」そんな子がたくさんいたはずなのに、なぜか2時間、ほとんど吠える声がしない。

これは、チャーリー組のお散歩トレーニングでも(いつものように)体験していますし、地域のボラ活動の運動会でも体験しました。「あれ? 今日は吠えませんね~…」不思議そうな飼い主さん方の顔がありました。

ワンたちを、不注意に他の子に近づけないように飼い主さんたちに意識していただくこと。
時間中、ずっとワンコのアテンションをとろうと必死になっていること…。
それで、ワンたちには、吠える暇も、吠える理由も、なくなっていることに気づいていただきます。

もちろん、どうしても「こういう場では犬が変わった」と思われる飼い主さんはいらっしゃると思います。
ですが、「犬が変わったんじゃないですよ。飼い主さんの接し方が変わってたんですよ」ということを、心にとめておいていただけたらなぁ~、と思いました。

参加票に、今日の成果を、サブインストラクターが書いてお渡しします。
チワワン君は、この場にいる自信がグンとアップしていることをお伝えしました。
ほめるのは苦手、とおっしゃっていたパパさんが、必死でほめようとしている姿も素敵でした。
チーフインストラクターが、チワワン組を一生懸命チアアップしてくださいました。飼い主さんをほめること。これもこういう場での大事な役目になります。管理士は、ドッグトレーナーではありませんから、しつけ教室の場で犬をハンドリングするのは飼い主さんです(ところどころ実演はしてみせますけれども)。私たちが犬をほめてしまうと、犬は私たちを見ちゃいますので、犬に声かけするのは飼い主さん、飼い主さんにOKをたくさん出すのが私たち、といった感じでやっていきました。

3月6日、雨が降ってしまったので、チワワン君がその後どうなったか…お聞きできなかったのがとても残念です。

他の組では…ショップから来てから、お散歩が今日初めて(何ヶ月ももちろん経っています)という子や、長い間ショップのケージに閉じ込められていたせいで、ぽむと同じような常同行動(ぐるぐる回り)が止まらない子もいました。でも、飼い主さんご家族は、何かを得た笑顔でワンコと帰って行かれました。来るときに、パピヨンのパピーに引っ張られてきたおばあちゃまは、帰りは楽しげに一緒に歩いていました(!!)

無料の講習会です。たった2時間。
だけど、たくさんの「」が、飼い主さんにも、ワンコにも灯った日ではなかったかと思います。

会が終わってから、先輩方と芝生でランチしました。
やはり何度開催しても、飼い主さんや犬たちが変わっていく様子は、感動的なのだということでした。
タダだから、市の共催で、近くだから、そういう理由で来られる方も多いと思いますが、それでも興味を持って来ていただけることがありがたいよね、という話になりました。
裏返せば、興味を持つこともなく、しつけをすることができずに(言い換えれば、犬とコミュニケーションを取る術を知ることなく)犬との「断絶」がおこって、遺棄されたり、センターに持ち込まれる子が、後を絶たない。管理士会に入っているメンバーは、そのことをみんなすごく憂えているし、そのために何か役立ちたいと思っている人ばかりです。

働きかける先は、犬ではなく、人。
そこがぶれないところが、私が参加していて安心感がある理由のひとつかもしれないな、と思います。

しつけっていうけれど、犬に何かを教えようとすることじゃなくって、犬とコミュニケートするチャンネルを飼い主さんが探し当てる過程なんじゃないかなぁ。私、実はクウカイのしつけ教室に通ったときに、最初にそう思いました。そして4年前のその思いは、間違ってなかったんじゃないかな、と、この日初の「教える立場」で参加して強く思ったのでした。

たくさんのことを教えて下さった先輩がた、本当にありがとうございました。
次回もぜひ! 参加させていただきたいと思っています(^^)






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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
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