今日もわんにゃん日和

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Dance With クウカイ?

くちょ真面目クウカイと笑ってるナナ
いつもくちょ真面目な顔をしているクウカイと、いつも笑ってるみたいなナナ

クウカイは、くちょ真面目な犬です。
冗談が通じないヤツ、って感じ。いっつも眉間にシワが寄ってます。
でね、尻尾もあんまり振らないし、へら~っとした楽しそうな顔もあんまりしません。
だいたい、犬のくせに暑がりじゃないから、口が開くことが少ない(笑)
楽しそうに見えない、というのは、数少ないクウカイとの暮らしの悩みです。

そのうえクウカイは脚(股関節)の悪い犬です。
この季節になると、じわりと痛みが出てくることがあり、そうなるとよけいに
笑わないし、不機嫌です。痛くて不機嫌なのか、ただ、くちょ真面目なだけなのか、判別がつかないこともあります。

ある日、つまらなそうな顔をしているクウカイを、笑わせてみたろう!
と思い立ちました。

で。クウカイの前で、突如私はデタラメな踊りを踊り始めました。
でっかいオシリをフリフリ、リビングの床が抜けそうなぐらい、サンバのリズム?
で踊り狂ってみました~

そしたらね、「おかしゃん、何やってるの?」って顔をあげたクウカイが…
尻尾をゆらゆらさせはじめました。
次の瞬間、立ち上がったかと思うと、なんと私と一緒に踊り始めたんです。
私と向かい合って、私の顔を見上げたまま、前足と後ろ足を揃えて交互に
ぴょこんぴょこんとはねるんです。
それから5分ぐらい、リビング中をふたりで踊って回りました(^^)

…とっても楽しい時間でした。
それでね、そうか、私が楽しい顔してれば、この子も楽しいと思うんだな、と思いました。

……でもさて、クウカイは本当に「踊った」んでしょうかね?

実はチャーリーママさんのブログで、クウカイと踊った話しをしたら、大爆笑されて、「ムツゴロウさんの『動物交際術』で、やってらしたワザじゃない?」というご指摘をいただいたんです。

も~気になってたまりません。思わず即買いして一気読みしてしまいました。

ムツゴロウこと畑正憲さん。知らない人いないよね。
私が子供の頃から、「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」ってテレビ番組シリーズ、たくさん見て育ちました。動物たちとペロペロなめ合っちゃう奇人変人オッサン扱いされる方ですが、私は、ちっとも奇人変人なんて思いませんでした。
ただただ、すごいなぁ~、動物と話しができちゃう人なんだ、と思って楽しく見ていたのを覚えています。

そう、こちらの『ムツゴロウの動物交際術』は、動物とのペロペロから始まる「話しのしかた」を大公開した本です。初版は2003年ですが連載は1994年頃だから新しい本ではないけれど、情報に古さを感じさせない本でした。
ムツゴロウの動物交際術
(写真はamazonさんから借りてます)

私は、この本を読んで、あらためていろんな衝撃を受けました(^^)
子供の頃からムツゴロウさんの番組を見てますから、書かれていることひとつひとつが、映像で頭に浮かぶんです。どんな表情でどんな力のいれ具合で動物と抱き合ってるか、とかね。

彼は、人間の感情をそのまま動物に当てはめたりは絶対しません。
推測で書くことも、ほとんどないと感じます。

視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚、本当に五感のすべてを駆使して、相手の動物を緻密に観察
して、そこから得られる情報を、描写している。つまりすべてが、科学なんです。
でもだからといって動物行動学の既存の理論に当てはめすぎることもない。

この観察に徹する姿勢こそが、この人が猛獣とだってふれあえてしまう本質なんだとわかりました。人間の主観を排除するから、ナチュラル、ニュートラルに動物と対等になれるのね。

それでいて全体の記述は、美しい文学です。読んでいて心地よく、心がひろがるような文章。理系のモノカキさん(特に医者とか)の上手な人って、絶対文系オンリーの人間はかなわないんですよ。裏打ちされている「力」のありようがぜんっぜん違うのね。

さて、そのムツゴロウさんが『動物交際術』の中で、一緒に踊った動物は…。
馬でした。
王国の馬たち。一部、引用しますね。

「天気がいい日には、馬たちは森の中にぽかんと空いた空間に集まり、日光浴をする。
立ったまま目を閉じているものがいる。しかし、半数ほどの馬は、四肢を折り、地面にうずくまっていた。
 私はそこへ遊びに行くのが好きだった。

(中略)

 日がさんさんと降り、ねむくなってくる。
 私は倖せでいっぱいになり、歌い始めた。
 ここからがバカなところだが、休息をとっている馬群の中央で踊り始めた。歌い、手をひらひらさせ、けったいな踊りを続ける。
 するとだ、馬たちが目をさまし、私のまわりをぐるぐる回り始めた。首を下げ、すっと上げる。両脚をそろえて、ピョンと飛ぶ。
”馬が踊っている”
 そう気づくと、鳥肌が立った。」


なんともいいシーンでしょう?
こんな情景の中に身をおけるのは、どれだけ幸せなことだろう、って私は感じます。

ケビン・コスナーの主演・監督映画の『ダンス・ウィズ・ウルブス』を見た方はいますか?コスナー扮する主人公ダンバーが、オオカミのトゥー・ソックスと踊るシーンがあります。あのシーンも、ものすごく幸せそうだよね。

そして、もうひとつ、私はそっくりなシーンをどこかで読んだ、と思い出しました。
それがこちら。(リンク張ってあります)
宮澤賢治 『鹿踊りのはじまり』(青空文庫)

野生の鹿の群れが語り、歌い、踊る場面を、湯治へ行く途中の傷ついた男が草むらからずっと見ている物語です。とても短い童話のようなお話なので、よければ読んでくださいね。

宮澤賢治は、ムツゴロウさんとは違い、動物たちに人間の言葉で話しをさせます。だからお話自体はファンタジーだし、たぶんあり得ないことなんです。
ですが、鹿たちが歌い、踊る姿、それは、確かに賢治が自らの目で見たことのある光景ではないか、と私は感じました。鹿の動きの描写をひろうと、それが本当に鹿のものである、とわかります。
(何せ私は、奈良で育ちましたんで奈良公園の鹿がお友達ですからネ)

宮澤賢治もまた、理系の人です。文学オンリーの人ではありません。
生涯、地を耕し、作物を作り続ける農業者であり、地質学者、農学者でもありました。自然観察の目は、人並み外れていたからこそ、あの文学が生まれてきた、そういう人です。

時を超えて、ふたりの科学者が書いた、動物が「踊る」情景。
自然と動物への、徹底した観察眼を持つ人だけが、見ることを許された情景かもしれません。

きっと犬たちは、もっと気軽に踊りにつきあってくれるかも。
自宅のリビングで、わりと手軽に幸せな時間を過ごせます(笑)

でもね、あんまりしつこくやるとね、クウカイは、やっぱりあくびをして横を向いちゃうんですよ(爆)




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*Comment

ふふふ(笑)

こんにちは~♪
ちょうど今、来てましたね(*^_^*)

ありがとうございます、茶々丸の元気な姿、見ていただけましたか♪?

私も茶々丸と踊ったりしますよ~。
あとね~、いないいないばぁの反応がでかい(ばぁでめっちゃ顔舐めてくる…笑)
部屋の中で追いかけっこ(私が逃げる)したり、茶々丸がごろんしておもちゃで遊んでたらいっしょにごろんして、別のおもちゃで遊んだり。
いっしょに「ワンコ」になると楽しいね♪
  • posted by 茶々丸ママ
  • URL
  • 2009.11/20 14:41分
  • [Edit]

>茶々丸ママさん

ちゃー君動画拝見しましたよ~!よかったよかった!
さすが、チャーリー組で勉強したママですっ!

一緒にワンコになる、我が家も実践してます(^0^)
四つん這いでおもちゃ咥えておっかけっことかね。
舐めるし、オシリも匂いかいでしまうし、けっこうムツゴロウさんのマネっこに近いぐらい、やっちゃってます。汚いとかいわれると(愛玩動物飼養管理士的には、人獣共通感染症の予防の観点からやめましょう、とかいう話しになるけど)そんなのクソ食らえだったりするんですよね私(爆)

でもちゃー君と踊るのは、私だと踏みつぶしそうで…^^;;;;;;;
私がかさばるので、クウカイサイズでないとマズそうです^^;;;
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2009.11/20 15:26分
  • [Edit]

懐かしいです

 ムツゴロウさん、私も小さい時に「なんでこの人は動物と話せるんだろう、なんて素敵だろう」と思いながらテレビにかじりついていました。
 ムツゴロウさんは小指をライオンに噛まれても平気でしたね。
 平気どころか嬉しそうな感じさえしました。

 宮沢賢治は私の故郷岩手の人です。
 『鹿踊りのはじまり』はうろ覚えだったの改めて読みました。
 鹿は沿岸の南部の方へ行くとたくさんいます。
 学生時代、夕方に甲高い声で鳴く鹿を見て驚いたのを思い出しました。
 『鹿踊り』(岩手だと、ししおどりと言いますが)はいろんな言い伝えがあります。
 とても不思議ですが人間がもっと自然界と近かった、ピュアな心を持っていた頃からの心が伝わっていると思うと嬉しいです。

 いつもは犬が人に合わせて暮らしてもらっていますが、時には自分が犬に近づいて単純に楽しむのも素敵だなぁと思いました。

 奈良公園の鹿、修学旅行でしか見たことありませんが、どこにでもいるのに驚いた覚えがあります。
 奈良は葛城の方に滞在したことがありますが、とても素敵なところだと思いました。 
  • posted by たま
  • URL
  • 2009.11/20 19:48分
  • [Edit]

クウカイくんってほんとにりゅうと似てる^^
りゅうも「クチョ真面目」だったんだよ-。

>私が楽しい顔してれば、この子も楽しいと思うんだな

その通りですよね。
私ね、高校卒業後大学行く前に動物の専門学校でてるんです。
そのときにね、ムツゴロウさんを支えてきている人の授業で「飼い主と犬や猫の顔がそっくりな人がいるっていうけどね、つくり的に似るわけないんだ。でもやっぱり似てるよね。これはね、犬や猫はいつも飼い主の顔(表情)を見ているから自然とそういう表情になるんだよ。」みたいな事言われてすごく納得したの覚えてるんです^^

ところで、、亮子さんのサンバ、動画upしてくれる?(笑)
  • posted by yoshi
  • URL
  • 2009.11/21 06:57分
  • [Edit]

>たまさん

こんにちわん!
>  ムツゴロウさんは小指をライオンに噛まれても平気でしたね。
たまたま、その放送見てたんです。
その、編集前の映像の放送も見ました。
究極の、動物に対する優しさを感じました。余人にマネはできないですよね…。
でもあれを境に、ぷっつりと「ゆかいな仲間たち」を終わってしまいましたね。残念です。

>  宮沢賢治は私の故郷岩手の人です。

そうなんですね!
岩手…2回ぐらい行ったでしょうか。遠野が好きで、民俗学の勉強(というか遊びに行った
だけですが)。

>  とても不思議ですが人間がもっと自然界と近かった、ピュアな心を持っていた頃からの心が伝わっていると思うと嬉しいです。

あのへんにはまだ、現代人と現代社会が失ったスピリットが残っている感じがあります。
大事にされているのかもしれませんね。

>  奈良公園の鹿、修学旅行でしか見たことありませんが、どこにでもいるのに驚いた覚えがあります。

ぷぷぷ、私の学校の校庭には、たくさん入り込んでくるんです。
で、せっかく植えた花壇の花を食べられたり、お弁当を取られそうになったりね。
縦笛を使ってかすれた「ヒュー-!」という音を出すと、牝鹿が振り向くんですよ。

>  奈良は葛城の方に滞在したことがありますが、とても素敵なところだと思いました。 

を! 葛城とはまた、「濃い」場所ですね~~!(マニアックな発言^^;)
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2009.11/22 14:23分
  • [Edit]

>yoshiさん

こんにちわん!
りゅう君も「くちょ真面目」なの?
やまもとさんも、あるいみくちょ真面目だよね。
ぎょーざが食べたくて苦悩してたものね(爆)


> 私ね、高校卒業後大学行く前に動物の専門学校でてるんです。

おや、ここに来る方でもう1人そういう方がいらっしゃるよ。

> そのときにね、ムツゴロウさんを支えてきている人の授業で「飼い主と犬や猫の顔がそっくりな人がいるっていうけどね、つくり的に似るわけないんだ。でもやっぱり似てるよね。これはね、犬や猫はいつも飼い主の顔(表情)を見ているから自然とそういう表情になるんだよ。」みたいな事言われてすごく納得したの覚えてるんです^^

いかん! じゃ、私、眉間にシワがよってるかも!?

> ところで、、亮子さんのサンバ、動画upしてくれる?(笑)

いや~踊りながら撮るってできなくって((爆))
トドが踊ってるって思われるし~…
  • posted by 亮子@クウカイママ
  • URL
  • 2009.11/22 14:25分
  • [Edit]

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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
脊髄反射でしゃべる。

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