今日もわんにゃん日和

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寝たきりレイちんになっちゃった。

小康状態の中で、膀胱結石発症

あれからしばらくしてレイちんは、冬の雄猫の「流行病」のような、オシッコ詰まり=膀胱結石(ストルバイト結石)になった。「心臓発作」のほうは小康状態。薬も飲んでいるし、大丈夫だろう、と思っていた矢先の2月5日。朝、レイちんを寝かしている母の部屋のとびらをあけたら、トイレに座り込んだまま、固まっていた。ありゃりゃ~! 一滴もオシッコは出てないじゃないか!

これがはじめてではない。2年前の大晦日にもやらかしている。
オシッコ詰まりは、完全に詰まってしまえば24時間ぐらいで尿毒症を起こし、死に至ることも少なくない急性の病気だ。朝でよかった。2年前の大晦日は、のんびり年越しどころの話じゃなかった。余談だが、大晦日の動物病院は、実はとっても忙しいんだそうだ。もちろん、公式には休みだけれど。。。

早速病院へ行くと、レイちんの細っこいちっちゃいちんちんはすっかりつまっており、つまった白い砂状の結石を少しずつ取りながら、これまた実に細っこい管を通して、膀胱の中にたまった尿を抜く(もちろん、鎮静剤でふにゃふにゃにさせておく)。それから膀胱内を洗浄して、抗生物質とステロイドのプレドニゾロンを膀胱に入れ、尿の量を増やす療法食と抗生物質のパセトシンをもらって一件落着となる。
ただ、治療はたっぷり2時間以上かかる。

幸いなことにこのときは、尿がそれほど溜まっておらず、炎症も少なく、腎臓の検査も必要なかった。
この日、病院には別の猫も、やっぱりオシッコ詰まりで来ていた。しかも、膀胱の大きさが頭とおなじぐらいにパンパンになるほどの重症で。。。先生曰く、「季節モノですね」・・・寒いと猫は水をのみたがらない。あったかいところにもぐったままオシッコをガマン、やがて濃くなったオシッコの中のミネラル分が結晶になる。ストルバイト結石は、顕微鏡の中で、水晶かなにかのようにキラキラしていた。

心臓は正常?

ほっとしたのもつかのま、8日、昼寝から起きたレイちんの歩き方がおかしい。長いこと正座していてしびれが切れた、といったような、右の後ろ足をひきずるような、ヨタヨタした歩き方。再発作だ!
抱き上げても痛がらず、むしろごろごろ喉まで鳴らす。肉球はどの足のもつめたくない。半信半疑ながら、病院へ。心エコーの経験が少ないので、といっていた先生も、一応見てみましょうということで心エコーをあてる。猫の心エコーは、とるのも難しいとのこと。ようやく、パクパクと拍動する心臓が画面にあらわれる。心臓壁の厚さは、ごく正常に見えるとのこと。たしかに極端に厚そうでも薄そうでもない。もっとも、心臓壁の薄くなる拡張型の心筋症は、主な原因がタウリンの減少症なので、たいていの餌にタウリンが添加されている現在では、とても少ないのだそうだ。

つづいて、血液検査。いくつかの検査項目が、「脱水症状」を示しているものの、数日前に膀胱結石と診断されているのだから、ある意味当たり前、ということ。
後ろ足を引きずる歩き方は、すでに治ってしまって、先生に確認してもらうことはできなかった。

レイちんの二度目の発作は、それが心筋症であるという可能性が否定される方向をさししめすものだった。だけどまだ、やっぱり、不明。もしまた足を引きずるようなら、様子をみながらできれば動画で撮影してみて、ということで、その日は帰った。

全身硬直

それから二度ほど、レイちんは少し足をひきずった。そのたび、すぐにそれはおさまってしまい、本にゃんもいたって機嫌がいい。多少、食欲不振があったりしたけれども、この子は「むら食い」があるのでめずらしいことでもない。一日半ほどほとんどたべなかったけど昨日の夕食は、パクパク大きな口をあいて食べてくれて、ほっとした。。。夜十時過ぎ。

所用で電話していた私の耳に、とつぜん猫の大声で泣き喚く声がひびいてきた。あああ、またソウジとレイちん、喧嘩かぁ? と思った瞬間、母が二階から私を呼んだ。「レイちゃんがおかしいから、来て!」
あわてて電話を切る。喧嘩じゃない。レイちんが声を限りに泣き叫んでいる。
ア~オ!ア~オ!ア~オ!ア~オ!ア~オ!ア~オ!
レイちんは、普段、ほとんど啼かない子だ。

母がレイちんを抱きかかえて降りてきた。クウカイをハウスさせる。
床に降ろされたレイちんは、全身を硬直させ、横たわったまま起き上がることもできず、ただ、声を限りに泣き叫び続けていた。家中に響き渡るような声で。

脳疾患の疑い

夜中に病院へかけこむのは、何度目だろう。いつもながら、H先生が嫌な顔ひとつせず玄関をあけてくださるのに、心から感謝する。

レイは、四肢ともにつっぱったまま、体を起こすことができない。足先は力いっぱい曲げたまま爪が私のセーターに食い込んでいるが、肉球はつめたくない。大声で啼けるのだから、呼吸は苦しいわけではない。何がどうなったのか、どこか痛いところがあるのか。。。

脚につながる大動脈への血栓かどうかは、脚の爪を深爪に切るとわかる。血栓なら血管が詰まっているので血は出ない。レイちんは、爪を切られても痛がらなかったかわりに、血はちゃんと出てきた。太ももの内側の脈も触れるという。血栓ではない。

血栓ならば、痛みがひどく、触られると暴れて噛むことだってあるのに、レイちんはやはり、どこも痛がってはいないようだ。大声で啼いているのも、痛さゆえというよりは、体中が硬直してしまったことにおびえているのかもしれない。普通に四肢で体を支えることはまったくできず、伏せの姿勢すらできない。足先は指を広げたり縮めたりできるけれども、管子できつくつねっても痛みをほとんど感じていないらしい。

「血栓は否定できると思います。これは、やはり神経症状だと思う。脳の炎症の可能性があります。エイズウィルスに感染した子が、こういう四肢不全麻痺を起こすことがあります。白血病でもありますが、血液検査を見る限りでは白血病ではないし、猫は脳の原発腫瘍は少なくて、乳がんか肺がんの転移腫瘍ばかりだから、それも除外できるでしょう。確定診断は脳のMRIだけれど。。。」

ここでも、確定診断の壁。人間の病気であれば、そのパーツを診る専門医がいて、総合病院ならMRIやCTもたいていあって、短時間のうちに確定診断がとれる。だけど、動物は、そうはいかない。小鳥もハムスターも犬も猫も兎も、循環器内科も心臓外科も脳神経外科も眼科も歯科も婦人科も、たったひとりの獣医さんが診るのが普通だ。

「私じゃなくて、他の先生なら助けることができるのに、でもその先生の助けをすぐにあおぐこともできない、そういうこともあるんですよ」・・・オシッコ詰まりの処置をしながら、四方山話にH先生が話してくれたそんなこと。それ以前に、人間ではない、この子たちの、生命力、それをどこまで、親じゃなくって飼い主の私が、支えてやればいいんだろうか。。。

スタッフがいない病院で、先生の指示のまま、私はレイちんの首筋を左手で保定したまま、右手で片腕をぐっとさしのべさせて、採血の手伝いをしている。動物を、こんなちっぽけな猫を、動かないように、採血できるように押さえている、それだけのことが、むずかしい。

鎮静剤、ステロイドの注射で、レイちんは落ち着きをとりもどし、泣き喚くのをやめた。
うくっ、うくっ、喉の奥を鳴らす。なきじゃくりすぎた子供が眠ろうとしているときのようだ。
両目は、ちゃんと物の影を追おうとしているけれども反応がにぶく、瞬膜が半分かぶっている、とろんとした目だ。

口から水や餌をとると、麻痺のために誤嚥してしまいかねない。たっぷりの補液を背中の皮下に入れ、体温が下がっているので、積極的に暖めてやるようにいわれる。明日の朝、もう一度診ましょう。

「レイちゃ~ん、ほれ、がんばれ~」
ふだんだったら、のんびりして聞こえるH先生の声なんだけれども。

ときおり、うう~、うう~とうめく、ぐったりしたレイちんは、それでも少し体の硬直がとけ、顔つきは楽そうになっていた。湯たんぽを入れた寝床を用意して、私も母の部屋で一緒に休むことにする。
夜中になんどか起きて体をさすってやると、レイちんはかすかにごろごろ喉を鳴らした。

だけど、今日の朝も、やっぱり、レイちんの四本の脚には、まったく力が入らなかった。
不自然につっぱったり、ぐんにゃりしたり。。。
這うことすら、レイちんはできなくなってしまっていた。

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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
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