今日もわんにゃん日和

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生きる執念

危機は脱した

2月22日、にゃんにゃんにゃんでネコの日、らしい。
午前6時、もぞもぞするレイちんの気配で起きる。トイレに座らせるのも、少しだけなれた。また大量のオシッコ。紙製の砂は、やはり臭いの吸収が悪く、ひどく臭う。汚れた部分をすぐに取ってビニールに入れ、その中に消臭剤を吹くが、残った砂が臭う。昔は、去勢してない雄ネコを含む多頭飼いしている家って、玄関入るだけでわかったものだが、あれに近い。人間にとって、ネコ科の動物の尿の臭いは、かなり不快だ。猫自身だって、気分がよくはなかろうと思う。ただ、今は、オシッコを自力でしてくれることへの喜びのほうが大きい。

オシッコが終わって寝床へ戻すと、嬉しそうに「にゃおん」と一声啼いた。普通の「にゃおん」になっている。不満そうな、ふむむむ、だったり、むぉ~う、だったりしない。ごくごく普通の猫の鳴き声。猫に顔色というのは無いように思うが、鼻や肉球がピンクの猫は、そこの血色で「顔色」が判断できる(ちなみに鼻や肉球が黒い猫では、口の中の歯茎や舌で見る)。ここしばらく、ピンクでかわいい色のはずの鼻が、白っぽく不健康な色だった。今朝はこころもち、色がいい。目も、瞬膜が戻り、ぱっちりと開いている。

体温は、倒れて運び込んだ日が34.4度だった。平熱が38度前後あるのが猫や犬。かなりの低体温だった。翌日には多少回復して35.8度。人間でも低体温の部類。ここまでは、かなり暖めてやらなければならなかった。暑すぎないか心配しながら、湯たんぽを加減してやっていた。ゆうべは二度ほど、その湯たんぽの寝床から出たそうにして、むぉう、むぉうをやった。出してやると、息が荒い。呼吸困難なんじゃないかと心配したが、なんのことはない、暑かったらしい。冷たい布団の上に出してやると、しばらくして気持ちよさそうになった。体温が上がってきているようだ。

この日、病院で測ると、37.9度。
自力で排便、排尿ができること、頭を起こせるようになったことを報告すると、H先生の表情がゆるんだ。
「この世に帰ってきたねぇ、レイちゃん」

食べるのは大変

補液とステロイド。明日までステロイドは注射で多量に使い、あさってから可能なら経口に切り替える方針になる。
伏せの姿勢が取れるのであれば、食べ物や飲み物にむせることもほとんどないので、今日はとにかく、積極的に餌を口に入れてやるように指示される。人間でも同じ。口から食べ物を食べなければ(味わうことも含む)体力は回復しない。

レイちんはもともと、食に関して気難しい。ムラ食いをするし、気に入らない餌を出されると、丸一日ぐらいはハンストする。若い頃は、出された1回分の餌を、5分ぐらいで全部ぺろり、ということもあったけれども、最近はとくに、1回分を半日かけて、少しずつ食べていることが多い。決して太ることはないし、食べすぎで下痢をしたりもしない。

その気難しさが、こういう療養のときに裏目に出る。
高栄養食は、おいしいけれどもペースト状。実は、レイちんはペースト状の餌を好まない。カリカリよりは缶詰が好みだけれども、フレーク状の噛みごたえのあるものが好きだ。今たべさせている缶詰は、一般食で、栄養価が足りない。だが、食いつきはとてもいいので、カリカリにトッピングして、普段は食べさせている。

とにかく、口から食べるのであれば、なんでも好きなものを食べさせていいということだったので、この一般食の缶詰を少し、それと、マグロのアラをゆでたもの(血合いも入っていて、スーパーの魚売り場で2、300円で手に入り、これもくいつきがいい)を用意する。どうしても食わないなら、と仔犬用ミルク(クウカイ用だが、クウカイはもう仔犬ではないので残っている)をシリンジに用意する。

機嫌のよさそうなところを見計らい、レイちんの口に餌をもっていってみる。最初は顔を背けるのだが、口に入ると、急に食欲が出るのか、うぐ、あぐ、あぐ、と喉を鳴らしながら飲み込み始めた。おおお、食べるよ食べるよ!

ただ、やはり体が弱ったときには、食べるということは重労働になる。ほんの小さじ一杯程度を飲み込むと、また顔を背けてしまう。無理強いはしたくないが、ここ3日ほとんど何も食べていないし、補液にはビタミンのほか栄養がない。猫は3日やそこらの絶食は大丈夫だが、カロリーゼロでは痩せていく一方だ。治りだって悪くなりそうなので、子犬用ミルクを10CCばかり、シリンジで強制的に飲ませる。いやだろうけれど、ごめんよ。

結局この日も、必要な一日分のカロリーには程遠い量しか食べることはできなかった。
水のほうは、たっぷり背中の皮下に入れられているので、飲まなくてもOK。ていうか、飲めないよね。

トイレに行きたい一心がリハビリになる

食べるほうは、まだまだ「欲が出ない」状態だが、排泄を自分でしたいという欲求のほうは、見ていて感心を通り越して感動するぐらいに強い。トイレに行きたい一心で、首を上げることができるようになり、前足をあがくことができるようになり、少しずつ、這うことができるようにさえなったのだ。トイレに向かって、ずるずる、ずるずる、と匍匐前進していく。さすがにトイレの容器を乗り越えることはできず、トイレの前でぐらぐらしながら、「みゃお~う」と啼くので、抱いて入れてやると、砂の上にぐにゃっと突っ伏してしまうが、自分で姿勢を取り直そうと努力する。トイレ1回ごとに、動きが力強くしっかりしてくるのがわかる。

人間とちがって、リハビリをやってどうこうしようなんていう無駄な欲求がないから、素直に治っていくような気がする。トイレに行きたいから、なんとか動こうとする。動けるようになるから、トイレに行こうとする。ただ、それを飽くことなく、焦ることもなく繰り返す。

シモのセワになって悪いねだの、自分でやるから手を出すなだの、そういうところだってない。借りれる手は人間の手だって借り、その手がヘタクソなら、啼いて不満を訴える。欲求が満たされると、即ごろごろ満足する。70歳になる母親と、「介護を受ける側の態度としては見習わなきゃねぇ」なんていう話になる。自我がないから、ありのままを受け入れて生きてる。猫の辞書には介護の文字はないはずだけれど、「介護されて」いるのだ。

その日の夜中、またもレイちんがごそごそする気配で目を覚ます。トイレかい? といおうとしたそのとき。

レイちんが、歩いた! 

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中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
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2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
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たまにAAEのわんこ先生を務める。

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柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
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クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
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セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

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特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


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いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
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