今日もわんにゃん日和

FB連動のため本名で記載しております。コメント欄は開けません。また、相互リンクも現在お受けしておりません。ご意見、ご希望などは、メールフォームから、【本名ご記載の上】お願いいたします^^ 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

たくさんの疑問



猫や犬の時間は人の4倍の速度

四肢不全麻痺の発作から3日。2月23日未明、レイちんは、突然立って歩いた。
歩いたけれども、よろよろ、ふらふら、ぶるぶる。4~5歩、歩いたところでへたんところんだ。そのまましばらく休むようなそぶりでいたが、また立ち上がり、歩いてトイレに向かおうとする。

驚いて見守っていると、トイレのふちを自力で乗り越え、そのままトイレの中に頭からつっこんだ。思わず吹き出してしまうような格好なのだが、笑っている場合ではないのであわてて起こす。すると、前足で砂を掻こうとする。うまくいかず、むぅう~、と怒ったような声を出すが、ぐらぐらしながら排尿の姿勢をとるので、体を支えてやる。用を足し終えると、ぴょん! と飛び出した! が、やっぱりそこで頭から転んでしまった。もっとも、猫特有の柔軟性のおかげで、首を捻挫したりはしなさそうだったが。。。

もちろん、ステロイドは確実に効いていたのだろう。
だけど、たとえば人間で、脳疾患の発作で倒れて、初期治療が成功したとして、とりあえず自力で(杖もつかずに)歩こうとしたら、けっこうな時間がかかりそうだ<もちろん障害の程度によるだろうが
「たった」3日で、寝たきりニャンコを卒業しようとしているレイちん。

犬猫は、だいたい人間の四倍のスピードで人生を送っている。最初の1年にいたっては、人間の20倍だけれども、その後はだいたい1年に4歳年を取るといわれる。
ということは、1ヶ月は4ヶ月、1日は4日。3日で12日。ひとつの仮説だけれど、人間で言えば10日から2週間近い時間が、レイちんがぶっ倒れていらい、流れているのではないだろうか。

投薬治療にかわる

23日まで、病院で点滴の補液を入れ、ステロイドを注射した。明日からは、ステロイドの錠剤と抗生物質、ビタミンB剤の経口投与になる。水は今日までは「背中で飲んでるから」口をつけなくてもいいけれども、明日からは飲む量に気をつけてやるようにとのこと。

24日から、薬を飲ませている。
最初は、2~3CC入る小さな注射器に、ステロイドと抗生物質を水(うっすらミルク味に調整)に溶かしてちゅっと飲ませていたが、抗生物質のパセトシンが水に溶けづらいのと、たかが2~3CCなのに、ぶくっと吐き出してしまうことがある。抗生物質はともかく、ステロイドはいまのところこの子の生命線だから、やっぱり錠剤のまま、飲ませることにする。

いやがる猫に、錠剤を飲み込ませるのは至難の業だ。口を思い切り食いしばっているし、そこを首尾よくこじあけたとしても、ガブッといかれかねないので、喉の方まで錠剤を押し込んでやるのが難しい。
だからこそ、注射器方式が楽だったのだが。。。苦手なんていってられない。指を食いつかれようが、ここは飼い主が抗生物質飲んででも、やんなきゃならないのだ。

ところが、不思議なことがおこった。レイちん、口を食いしばるのは前と同じなのだが、私の指を噛もうとしないのだ。実は、レイちんは噛みぐせがある。餌を要求するとき、特に朝早く、私が起きないと布団からでている手を思い切り噛む。餌のしたくをしていると、後ろからすり~っときて、ふくらはぎを思い切り噛む。これが、血が出ることもめずらしくないぐらい痛い。

それなのに、噛まないのだ。いやがってはいても、噛もうとしなくなった。攻撃する気力がうせているだけかもしれないけれど。。。

精密検査をしてやるべきなのか

レイちんの回復ぶりにほっとしたのは、H先生やスタッフの女性ふたりも同じだったようだ。
いつものように、冗談も飛び出すようになった。

が、むずかしい話が残っている。
レイちんの病気は、いったいぜんたいなんなのか、ということだ。

当初想定されてた、心筋症ではないようだ、という見解で、先生も私も一致した。
ただ、先生も、ここまで判断に迷うことは、めったにないらしい。というのも、レイちんの症状は非常に心筋症の発作に似ていた。そして、死んだ兄弟猫タクの、死ぬときの容態が、やはり心筋症の疑いが濃厚だった。心筋症は、家族的に発症することが多い。なのに、レイちんは発作を起こしても痛みを感じた様子があまりない。脈も触れるし、足もあたたかい。血栓が詰まった様子がないのだ。
ゆいいつ、全身性血栓といって、小さな血栓があちらこちらに詰まったとか、脳のどこかを塞いだとかいう可能性は残されている。

レイちんに出ているのは、神経症状。脊髄ではなく、脳、それも運動を司る小脳の失調だ。大脳の失調がおこっている場合、癲癇様の発作を繰り返すことが多いそうで、レイちんはそこまでではない。
どうにか歩けるようにはなっても、四肢と体幹のバランスがとれず、転んでしまうのは運動の統合がうまく行かないことが原因なのだ。

では、脳の中で、何が起こってるのか。
心臓は、本当に大丈夫なのか? それとも、心臓の不調が、脳の発作を引き起こしたのか。

はっきりさせるためには、大学病院での精密検査しかない。
全身麻酔をかけて、脳のMRIなどをとるのだ。

リスクは、高い。全身麻酔は、衰弱している動物にとっては、致命的になる場合もある。人間にとっては、都心への往復3時間はたいしたことのない移動距離だが、猫にとってはケージにとじこめられ、知らないにおいのする、ざわついたところを連れまわされるのは、たまったものではないだろう。

では、メリットはなんだろうか。
病気がはっきりすれば、治療方針をまちがえることがない。「こうだ!」と思える治療をしてやることができる。H先生だって、「これでいいのかなぁ」と思いながらの投薬や治療は、はがゆいだろうと思う。そりゃ、私だってそうも思う。

というようなことを、私はH先生としばらく時間が許す限り話した。
そして、帰る道々も、帰ってからも、ずっとずっと考え通し考えていた。

私には、どうしても、デメリットが大きすぎる気がしてならない。
というのも、たとえ心筋症だとしたら、どんな治療をしても、大きな発作から猫が生き延びる最大の日数(最長生存期間)が、4ヶ月を超えることがない、というデータがすでに出ていることだ。せめて発作がおきにくい薬を飲ませ、しずかで幸せな4ヶ月(さきほどの仮説にのっとれば、猫にとっての1年以上)をすごさせてやることのほうが、いいと思う。

ソウジからもらったFIVやFelvのウィルスによる脳炎だとしたら(これは血液検査だけでで抗体反応があるかどうかでわかるが)脳炎の症状を抑える治療(つまり、今と同じ治療)はできても、ウィルスを消してやることはできない。発作を抑えるように、低用量のステロイドを使うぐらいで、やはり、再発作が起こらない保障はないし、それまでの期間も(つまり、病気がおちついている期間も)どう考えても、人間時間の1年間より短いだろう。その前に日和見感染などで死ぬことも考えられる。

こんな話はしたくはないが、対費用効果だって、かなりむなしい。
何万もかけて、結局原因だけ特定できました、でも助けてあげることはできないんだよってことがわかるだけ、ではね。。。その何万を、確実に先が短いであろうこの子に、すきなものを食べさせてやることに費やしたほうが、まだしもな。。。。気がする。

当の本にゃんは、何も知る由がない。自分がどうなったかさえ、よくわかっていない。。。のか?
とにかく、機嫌がいい。
餌も、日一日と量を食べるようになる。ただ、食べるのに体を支えるのが大変なようなので(餌の容器にかがむと、頭からつっこみそうになる)私が手から食べさせてやることが多い。
あむあむ、と口をあけておいしそうに食べてくれると、とてもうれしい。

不思議なことのふたつめ。
喧嘩しどおしで、一緒に寝ることなど金輪際ないであろうと思ったソウジとレイちんが、仲良く一緒に寝ている。レイちん、元気なときはソウジがそばによると、うーうー怒ったのに、ごろごろ言ってる。
ソウジは、レイちんをあったかいところから追い出そうなんていじわるを、まったくしない。
ふしぎそうに、おとなしくなったレイちんを眺めているのだ。

関連記事

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメント投稿不可です。

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QRコード

左サイドメニュー

プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
脊髄反射でしゃべる。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター

最新記事

Adopt Me!!!

新しく家族を迎えるなら… 生体販売のペットショップは 要りません!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。