今日もわんにゃん日和

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ソちゃんのお散歩





外へ出たい

久しぶりに、気持ちのよい青空が広がった。
庭も青々と、元気よく草木が茂ってきた。ほっておくと、害虫と雑草の巣窟なのだが、母のこまめなる丹誠によって、庭らしい風情を保っている。私だけだと、ジャングルにしてしまう(笑)

庭に面した掃きだし窓の際に、ソウジは寝そべっていることが多い。
本当は、外に出たい。

ウチに来た当時は、テコでも外へ出なかった。
普通、外の暮らしをしていたノラを室内飼いにするのは至難の業なのに、この子はよほど外の暮らしに懲りていたのか、よほど家の中の居心地がよかったのか、外へ出ようともしなかった。
FIVとFelvの持ち主じゃ、外で喧嘩でもした日にゃ感染源そのものなので、これは都合がよかったし、安心でもあった。

それが、今年の春、3月ぐらいから、頻繁に外へ出たがるようになった。丁度、がんが発覚した頃からだ。自分の寿命が限られたのが、わかったんじゃないか、と思えて、なんだか切なくて、外の空気を吸わせてやることにした。

最初は、クウカイが小さい頃に使っていたハーネスとリードをつけてやって、「犬のお散歩」ならぬ猫のお散歩をしていたのだが、おとなしく散歩すると見せかけていきなり暴れ、ハーネス抜けをしてどこかへトンズラすることを覚えたので、危ないし、こっちの心臓のことも考えてくれよ~、ということで、やっぱり外へ出さないことになってしまった。

もっとも、トンズラしたところで、1時間もすればせいせいした顔で庭先に戻ってきて、おとなしく捕まるのだが、その1時間の間に、車にでも轢かれちゃコトだから。
このあたりは、ブロックとブロックの間の道路は比較的広く、住宅地ながら車どおりも多いので、特にメインの道路では、年に何匹となく飼い猫が轢かれる。首輪や鈴をつけた猫の変わり果てた姿には、どうにか早く飼い主に知らせたいなと思うと同時に、自分の猫だったら耐え難いだろうなと胸が冷たくなるものだ。

だけど、もう、ソウジには、どこかへ行ってしまう力など残ってない。
「ソウジ、外へ出ておいで」
庭から呼ぶと、嬉しそうに外へ出てきた。

熱が下がる

ソウジの高熱は、プレドニゾロンと昨日の輸液で、少し収まってきた。
朝の検温でも、39.2度。平熱のうちに入るだろう。
輸液は、普段なら、猫の体温程度にあたためてから入れてくれる。冷たいものを入れると、猫がとても嫌がるからだ。だが、昨日は冷たい(室温)のまま、入れることにした。冷たい輸液で、熱を冷ます作戦だ。案の定、ソウジは、にゃあにゃあ抗議したが、その後はとても楽そうになった。

ちなみに、100ccとか200ccのものを、人間なら数分かけて点滴するが、猫の皮下輸液は、輸液バッグをぎゅうぎゅう絞って一気に注入してしまう。皮下にたっぷり水気を溜める感じだ。だから、輸液したすぐは、ラクダのこぶみたいだし、しばらくするとそれが脇の下や腹側に落ちてきて、たぷんたぷんの姿になる。が、翌朝にはきれいに吸収されている。

一口でもおいしく

あいかわらず、ほとんど物は食べようとしない。
昨日も、夜遅くになまり節のオヤツをほんの一口二口と、卵の黄身を半分ばかり、なんとか口に入れた程度だ。カロリーにしたら、50キロカロリーにも満たないだろう。
それでも食べると疲れるらしく、肩で息をする。もう猫缶などには、目もくれない。

「この子が、もう何もいらない、という日が来ると思う」
昨日、輸液してもらってからH先生にそう告げた。
「そうだね。あまり無理強いしないで、この子の意思を尊重してあげたほうがいいかもしれないね」
そう言ったあとで、H先生は、続けた。
「でも、まだこの子が自分の好きな場所へ移動したがったり、自分でお風呂場までお水を飲みに行くうちは、まだもうちょっと、食べてがんばってもらおうよ」

そして、いかにして食欲を出させるかの相談になった。

まずは、プレドニゾロンの使い方を変えてみることにした。
ともあれ、使えば数時間後に熱は下がる。だが、それでもソウジは食欲を回復しづらくなっている。

プレドニゾロンは、体を覚醒させる「副作用」がある。だから、人間の場合、夜に飲むと不眠が出やすくなるという。かならず、午前中に使うようにするそうだ。

だが、猫は本来、夜行性の動物。たしかに、ソウジもレイちんも、夜私たちが寝静まる頃、喜んでカリカリ食べてたり、ときには運動会を始めたりすることが多い。レイちんは、いまだにそうだ。
だから猫時間に合わせて投与してみることにした。
熱が下がって食欲が出る頃を、午後8時から11時ぐらいの間にするために、夕方多めに投与する。
そうすれば、夫が帰ってくるころにも、ソウジは元気でいられることになる。

次に、猫は快楽を感じた後に、食欲が出ることが多いのだという。
たしかに、撫でてもらって気持ちよかったとか、熱が下がってきてラクだよ、というときに食べてくれることがある。

これはなかなか難しい。猫が撫でて欲しいときに撫でなければ、意味がないからだ。気難しい猫のご機嫌伺いをしていなくてはならない。
そこで少量のマタタビ粉末を嗅がせ、もし嬉しそうにしたら撫で撫でしてご機嫌をとってみることにした。これは、わりと当たった。

ただしマタタビ癖サイアクのレイちんが、ソウジの寝ている下駄箱の上にまできて、ソウジを押しのけてゴロゴロする、というハプニングつきになってしまった(笑)
ソウジの迷惑そうな顔といったらなかったし、マタタビに酔っ払ったレイちんは、見境なく噛み付くので、私も往生した。

そんなこんなでも、ソウジの食欲を出させるのはやっぱり難しい。

本当に気持ちよさそうに

庭に出たソウジは、いかにも嬉しげだった。芝生の上にさっそく寝転がり、おなかをだしてゴロゴロする。にゃあにゃあ、楽しそうにたくさんおしゃべりをはじめる。

いろいろな草花を嗅ぎまわったり、鉢と鉢の間を歩いたり、コンクリートの上でひっくり返ってみたりしながら、15分ばかり日光と外の空気を十分に楽しんだ。庭の隅でオシッコしてしまったのは、今回は大目に見ようね。

毛皮に残ったつやが、初夏の強い日差しに、わずかながらキラキラしていた。
白っぽくなってしまったけれど、太陽熱をたくさん吸収して、ソウジはアツアツにゃんこになった。

本当は、庭のフェンスを越えて隣に行きたかった。道路を渡って、向かいの家に行きたかった。行きたそうにそちらに向かって走る身構えをするのだが、「ダメダメ」と押さえたら、にゃあにゃあ文句をいいながら、おとなしく捕まってしまった。
もう、逃げる気力はないのかもしれない。

たくさん写真を撮り、動画も撮った。

体力を消耗させないように、そのへんでやめ。
かわいそうだが、家に入れた。

その後、ソウジはホンモノのカニ缶を、匙いっぱいほど、おいしそうに食べた。

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中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


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寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
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