今日もわんにゃん日和

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短いけどぶっといロウソク






まだ生きてるぞ~っ!

これを書き始めた6月9日午後3時58分現在、ソウジはまだ生きてる。呼吸してる。それどころか、よろよろと歩いて水を飲もうとする気力さえ、ときどき見せる。

数分前、ソウジがまだぐっすり眠って、息をしてるのを確認してからPCに向かおうとしたとたん、背後でバターンと大きな音がした。あわててみると、ソウジがさきほどまで眠ってたピアノの横のカーテンのしたから這い出し、窓ぎわでばったり横倒しになっている。目は開いてるし、息もしているけれども、反応がない。「ソちゃ~ん、しっかり~、ほら、ソちゃ~ん!」

ソウジのお尻の下に、黄色い水溜りができている。オシッコがダダ漏れだが、運良くペットシーツの上だったので、被害はウォッシャブルカーペットの小さなしみがひとつ程度で済んだ。
昨日から、失禁の回数が増えていて、突然「にゃ~ん」と啼いて起きだしたかと思ったらその場でじゃ~っということが2~3回あった。しかも、しきつめたペットシーツをはずしたところでばかりやる(汗)。ところが、昨夜は、何度もトイレに起きていて、ちゃんとトイレに入って用を足していて、夜間には一度も失禁しなかった。

横倒しで失禁しているソウジは、オシッコを出し終わると、意識を取り戻して起き上がり、よろよろ、ふらふらと歩き始めた。水を飲みにいくつもりだ。ホッとしながら、風呂場までついていってやり、水を飲み終えるのを確認する。もう、洗面器にいっぱい満たした水は飲めない。体を洗面器のふちで支えて、首を伸ばしたら丁度水面が口元に来る、そういうときだけ、水が飲める。いっぱいに満たした水では、体を支えきれず、顔を水の中に落としそうで怖いのだろう。

やせ衰えたあばらの下で、心臓は力強く打っている。太ってたソちゃんのあばらを触って、心臓の鼓動が指先に感じられるなんて、ありえない話だったのだが、今は間違いなく、鼓動が触ってわかる。
肥大こそしてるはずだが、心臓そのものは丈夫なのだろう。

5日に、「あと2~3日が山」といわれて、4日目。
着実に、毎日目に見えるぐらい、衰えは進んでいる。
でも、オレはまだ生きてるぞ。

泣いてばかりはいられないから、笑っちゃえ

ソウジが発病してから、泣きミソの私は、ことあるごとに泣いてばかりいる。やせていくソウジをなでていると、つらくて悲しくていとおしくて、涙ばかりべ~べ~出てくる。だいたい、まだソウジは生きてる。なのに、目の前で泣いてはいかん! と思うのだけれども。もし人間の家族なら、どうするんだ!

クウカイは、泣いてる私を見ると、ぶっとんできて、涙を舐めてくれる・・・のではなく、私の鼻をガブガブ齧る。「イタイイタイ、やめなさい!」と私が笑い出すまで、齧り続ける。私が笑い出してしまうと、シッポをプリプリ振ってくれる。ちょーこちゃんが、以前レイちんが大病して私がガックリしてるときに、「クウカイは、亮子ちゃんが猫のことで悲しみすぎないように、神様が授けてくれたんだよ」といってくれた。ホントにそうかもしれない。

ソウジが楽そうに寝ていると、ふいに冗談のひとつも飛び出してくる。なにせ、ソウジは「おかしな猫」だからだ。元気なときの逸話は数知れない。

食い物ドロボーは数知れず、一番おかしかったのは、留守中に台所の鍋から、「タイ風グリーンカレー(激辛)」の具の、骨付きの手羽元を一本盗んだ事件。帰ってきたらダイニングテーブルの下に激辛カレーまみれの手羽元がころがっていて、そのそばでソウジがしょんぼり肩を落として座っていたのだ。
おいしいにおいにつられて、鍋の蓋をはじきとばし、首尾よく手羽元をゲットしたはいいが、あまりに辛くて食べられず、しょんぼりしていたのだ。家族中で「お前はアホか、食いしん坊もたいがいにしなさいよ!」と大笑いした。そのほか、イカリング咥えて意気揚々とリビングを横断してたり、アジの干物を買い物袋から盗んで得意げに見せにきたり(その場で取り上げられて、またしてもションボリ)。

ソウジが物を食えなくなってきたとき、「アジの刺身がいいだろうか? それとも旬だしカツオの刺身はどうだろう? だったら食べるかしら」などと真剣に母と話していた。その最中に、夫が部屋に入ってきて、「何? 回転寿司の美味いネタの話?」と思いっきりズレた発言をしてくれた。「あ~たの昼飯の話じゃなくて、ソウジのことよ」と言ったら、「何? ソウジを回転寿司に連れて行くの?」(回ってない寿司の話じゃないところが・・・orz)

とたんに、ソウジが目をまん丸にして、回転寿司のカウンターにちんまり座っているところを想像してしまい、家族中でまた大笑いになった。「オオトロ! とか、いくら! とか、高いネタばかり頼みそうだね」「どれにしようか迷って、お皿をつぎつぎ猫パンチしてそうだよ」「喜ぶだろうな~」

昨夜、ソウジはほぼ1週間ぶりに多量の便をした。汚い話で恐縮だが、腸の中をきれいにしたのかな~と思うような下痢の便で、もう何週間もロクなものを食べてないのに、たくさん出たね、という感じだった。「水ばっかり飲んで、そうやって体をきれいにして死んでいくもんなんだよ」と母。私の祖母が、3年前に老衰で亡くなったときも、ほとんど食べていなかったのに、なくなる少し前に大量の便をしたのだそうだ。

ソウジがあまりに水ばかり飲むので、「お前、そうやって食べないで水ばっかり飲んで、即身成仏でもするつもりかい?」という話になり、昨夜の便通で、いよいよ体がきれいになったので、「お前は、猫門海上人になるつもりかい? 生臭ものばかり食べていたのだから、修行は足りなさそうだけれどねぇ」と、つい笑った。即身仏になった修行者で、湯殿山の鉄門海(てつもんかい)上人という人が有名なので、それをもじったかなり悪趣味なギャグである。

ソウジは、必死に生きてる。だから、もちろんこちらも必死だけれど、たまにはギャグのひとつも言ってやらないと、ソウジを単なる「悲惨な猫」にしてしまう気がする。それに看取る私の精神も持たない!

もう明日か、あさってか、ソウジの命のともし火は・・・と言っているのに、ちゃんと朝になると、ソウジが息をしてくれてる。
そんなソウジに、敬意と、最大のいとおしみをこめて。

「ソウジ、あんたの命のロウソクは、きっと短かかったんだろうね。でも、すっごくぶっといロウソクだから、もう残りはないのに、なかなか燃え尽きないんだね。あんたらしいよ」

庭に出るよ

4月の末にソウジの声が出なくなったときには、本当にかわいそうだと思った。おしゃべりにゃんこがおしゃべりしなくなるなんて。と。そして、声が出るようになったことは、本当によかったと思っている。

ソウジは、いま、何かあると、「にゃ~ん」と啼いて私を呼ぶ。息がくるしいときが多いが、「どこかへ行きたい」という意思表示のときもある。たいがい、自分でなんとか歩いていくので「おいおい、ムリしなくていいよ、連れて行ってあげるよ」と抱き上げてやるのだが、それが不服らしく「にゃ~ぉ、にゃ~ぉ」と大きな声を出す。「はいはい、わかったわかった」と目的地で降ろしてやると、しばらく腹ばいで休んでから、水を飲んだり、歩き出したりする。

今朝は、どうやら入梅とみえて、かなり大粒の雨がふりしきっていた。
毎朝、短時間、ソウジを庭に降ろしてやるのだが、今日はムリだろう、これからしばらく雨天が続きそうだから、ソウジにはかわいそうだけれども、昨日の散歩が最後かな・・・などと思っていた。
母が庭に出て草花をいじりだすと、ソウジは窓際に来て、「にゃ~ん」と啼いた。出たいらしい。

ちょっと考えたが、出してやることにした。雨でぬれたら、拭いてやればいい。
ソウジは、飛び石の上にたまった雨水を、ぺちゃぺちゃと舐めた。上で傘をさしていてやったが、水溜りの中に腹ばいになろうとしたので、「もうよそうね」と持ち上げて部屋に連れ戻した。ソウジは「にゃ~お、にゃ~お」と啼いて抵抗したが、部屋の中に戻されると、満足したようにまた眠り始めた。

今日の写真は、昨日とおとといの散歩のときのもの。
アースカラーのソウジが、庭に溶け込みそうだ。

さぁ、今日も書き終えた。17時19分。ソウジは無事、息をしてる。

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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
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2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
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茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
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