今日もわんにゃん日和

FB連動のため本名で記載しております。コメント欄は開けません。また、相互リンクも現在お受けしておりません。ご意見、ご希望などは、メールフォームから、【本名ご記載の上】お願いいたします^^ 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鍼灸で股関節の治療を補助する

股関節形成不全と診断されてすぐ、私の不注意で、股関節をひねってしまったクウカイ。みるからに痛々しい歩き方。何もいわないけれども、痛がっているそぶりありありの姿に、心の中で何度も何度もわびる。私にできることは、きちんと治してやること。それだけ…。

クウカイのもらったリマダイルという薬は、こんなのだ。(ほぼ原寸大)
http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/36/76/ryokoshizaki/folder/1412121/img_1412121_43543683_0?2006-11-02

ファイザー株式会社で発売されている犬用非ステロイド系鎮痛消炎剤。有効成分はカルプロフェンという薬品。経口投与後、約1時間で血中濃度がピークに上昇するため痛みを速やかに緩和し、急性痛(捻挫、骨折、脱臼等)に有効である。関節炎などの疼痛管理に世界中で使われている薬だ。チュアブルタイプで、ワンコが好んで食べる味付けにしてある。クウカイも、最初は妙な顔をしたけれども、すぐに慣れて、パクパクっと食べてくれる。なめてみたけれども、なんとなくドライフードっぽい味。
H先生から、一日半錠ずつ、6日間分、処方された。

でも、副作用はもちろんある。非ステロイド系消炎鎮痛剤ではよくある、胃腸障害と、長期服用でおこりうる肝障害と腎障害、それと、アナフィラキシーショックのようなものでおこりうる死も、含まれている。アメリカのFDAのサイトなどでも、犬の飼い主にむけての説明書があり、その中にきちんと、副作用がありうること、その対処法が書かれていた。

私は、痛いときには痛み止めは上手く使うべきだ、と思う。人でも動物でも。
人間の医療の記事をいろいろ書いてきて、痛みを無理やり我慢することが、よけいに状態を悪くしたり、精神的な苦痛にかわって、病状にマイナスの影響を与えることを、たくさん見聞きした。
クウカイでいえば、痛いのをガマンして歩けば、妙なかばった歩き方になり、膝や反対側の足腰に負担がかかる可能性がある。食欲がなくなったり、ユウウツになったりするかもしれない。

それよりは、きちんと薬を使うべきように使って、痛みはとってやったほうがいい。
だけど、なるべく短期で終わらせたい。長期で使えば使うほど、副作用は出やすくなる。
だから、私は、なるべく早く痛みをとってやり、薬を最小限で済ませるようにするために、鍼灸治療について、S先生に相談に行った。

S先生に、ひととおりの経緯を説明する。歩き方をみせて、と言われたが、リマダイルをすでに飲んでいるクウカイは、痛みが引いていて、それほどひどい足の引きずり方はしていない。そう言うと、「そうよねぇ、痛い思いをがまんさせるのもなんだけど、歩き方も見たいのが本当のところなのよねぇ」と、ジレンマなようす。たぶん、脚の引きずり方によって、鍼を打つべきツボがかわってくるのかもしれない。

まずは、機械式の温灸(ハンドマッサージ機のちっちゃいようなの)でクウカイの股関節あたりを背中側からあたためる。(写真、とらなかった)じっとさせていたいので、オヤツをたべさせていると、先生が「鍼の時にはオヤツはあげないでね」と言う。「どうしてですか?」

「鍼はね、打ったときに、そこに刺激があって、なにか気持ちいい! って犬自身が感じることによって、効き目が増幅されるものなの」

へぇ~~!! 
鍼というのは、全身にある経絡(ツボ)に鍼を刺す刺激で、交感神経(筋肉を緊張させたり、興奮させたりする神経)を休め、かわりに副交感神経(筋肉を弛緩させたり、神経を静めたりする神経)を活発にすることによって、血流を増やし、筋肉の緊張を取り、気持ちと体をリラックスさせるものなのだという。

私は、自分自身鍼を打ったことがないのだが、交感神経と副交感神経の理論はわかる。椎間板ヘルニアで硬膜外ブロックという注射の治療をしているが、理論的には煮ている。だけど、S先生は、神経ブロックとは、少し違うのよ、という。むむ。

それから、S先生はおもむろに、プラスチックパックされた鍼を取り出して、クウカイの腰の辺りを指先で探り始めた。

それから私に「ほら、このあたり、さわってみて」という。
丁度、大腿骨の付け根あたり。「筋肉がしこっているの、わかる?」
残念ながら、私にははっきりわからなかった。骨の硬さを先に指に感じてしまう。
「もっと力を抜いてさわってみて。明らかに、他のところと筋肉の硬さが違う部分があるの。ここが、特に緊張している部分で、鍼を刺すツボになるのよ」
むむ~~~。修行が足りんな私。

http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/36/76/ryokoshizaki/folder/1412121/img_1412121_43543683_1?2006-11-02

S先生、指先で探ってはトントン、と鍼を刺していく。
痛くないのかって?
この写真、見て。私、クウカイのリードを完全に放して撮ってます。
http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/36/76/ryokoshizaki/folder/1412121/img_1412121_43543683_2?2006-11-02

あと、この顔! ぶれちゃったんだけど、クカ、笑ってるの。'わかる?
http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/36/76/ryokoshizaki/folder/1412121/img_1412121_43543683_3?2006-11-02

驚いたことに、最初こそクウカイは「それなに?ボクに何してるの?」って顔で先生の手元を一生懸命観ようとしていたのだけれども、ふっと突然、リラックスしてしまったのだ。それまでリードで抑えてじっとさせてたのが、まったくほわ~んと気持ちよさげに座って、へらへら笑い出した。

これが、効いている証拠なんだそうだ。
ワンコニャンコによっては、気持ちよくって眠くなってしまう子や、「もっとやって~」と体をあずけて来る子、ヨダレをたらす子なんかがいるそうだ。

このあたりが、科学的ではない、なんていわれるゆえんなんだろうな、と思う。
私、西洋医学と東洋医学、その他の代替医療というのは、全然別個の世界にあるものではないと思っている。むしろ、同じことを両面から見ているだけなのではないか、と思う。

特に東洋医学をはじめとする各国の民間医療は、量れない・計れないから非科学的だという論理になってしまうけれども、私は何千年という時間と無数の経験に裏打ちされたものは、ある意味数ヶ月の臨床試験より信頼がおけるのでは、と思うこともある。

人間や動物の肉体だって、物理的・化学的な働きで動いている部分と、感覚や心など、計ることのできない部分が混在している。だからこその生命体だ。

西洋医学は、局所を見る。股関節を捻挫すれば、股関節だけ。痛いのはそこだけ。だから痛みをまず薬でとる。だけど、東洋医学は全身で考える。たとえば股関節が痛めば、ほかにいろいろ不具合が出ることを考慮する。股関節は股関節だけでなく、体全体に繋がっていると考えるのだそうだ。

クウカイは、絶対安静のおかげで運動不足になり、便秘気味。この日も、まる1日、ウンチが出ていない状態だった。体重も、ご飯を減らしているにもかかわらず増え気味。ついでに、水をあまり飲みたがらない。S先生にそれを告げると、うなづいて

「みんな関係があります。股関節や腰が悪ければ、腰の辺りの血流が悪くなるのね。ここには、腎臓や膀胱を司るツボ、大腸を司るツボもあります。そこの血流が滞ると、運動不足もてつだって便秘になるし、体に水分を溜め込みやすくなる。だから、水を飲みたがらない。太るというよりむくむし、そのせいでスッキリしない。水分がたまると体が冷えてくるから、よけいに関節が痛くなるという悪循環になるの」

大腸や膀胱のツボにも鍼を打ち、そのあと、赤外線を背中にあててあっため、さらにレーザーで関節を照射する。
http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/36/76/ryokoshizaki/folder/1412121/img_1412121_43543683_4?2006-11-02

ここまでで、約30分ほど。
実は、おどろいたことに、治療を終わって病院の外にクウカイを連れ出したとたん、ウンチングポーズ! そして、タップリのウンチをするするっとしたのだった。

(続く)
関連記事

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメント投稿不可です。

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QRコード

左サイドメニュー

プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 年齢不詳
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
脊髄反射でしゃべる。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター

最新記事

Adopt Me!!!

新しく家族を迎えるなら… 生体販売のペットショップは 要りません!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。