今日もわんにゃん日和

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狂犬病は、恐れなきゃいけないです。


もうすでに、ニュースや新聞で御覧の方も多いと思います。

このニュースの男性、さきほど、亡くなったそうです。


狂犬病って、私が子供の頃には、まだ、かかる人がいる話として、その怖さは生きた実感をもって語られていたように思います。数十年のあいだに、発症は非常に少なく(1956年に犬が6頭、1970年に海外からの帰国者が1人)「ものすごく希でめずらしい病気」という認識が、日本ではできあがっているのだと思います。

いいえ、日本は超ラッキーだっただけです!

1997年の時点で、狂犬病が発生していない国は、
日本、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドほか、ほんのいくつかの島国ばかりです。


狂犬病は、すべての哺乳類がかかってしまう可能性のある病気です。

犬も猫も、鼠も、牛や馬、人間もみな同じです。狂犬病ウイルスに感染して発病した動物に噛まれることによってその唾液から感染し、長い潜伏期間(数週間~希に数年)を経たあと、狂騒状態や麻痺などの深刻な神経症状がおき、死に至ります。

感染しても、発病の前にワクチンを打つことができれば、発病を食い止めることが可能ですが、発病してしまったら、致死率は非常に高く、治療法がないゆえに、助かる見込みの少ない、恐ろしい病気です。

日本は、1922年に犬への狂犬病の予防接種が義務付けられてから、10年ほどで、ほとんど見られない病気になりました。それは、日本が島国で、検疫制度も厳しく、外から感染した動物が入ってくる可能性が比較的小さかったからです。もし、今より狂犬病予防注射の規制がゆるんだとしたら、もしかしたらまた、発生件数が増えていく可能性があります。

人から人への感染は、非常に希です。だって、人はたとえ病で錯乱状態になっていても、噛み付いて人に怪我をさせることはものすごく希だし、それを防ぐための智恵がありますよね。人から犬や猫への感染だって、まずありえないでしょう。

だけど、もし。

今回、感染して発病したのが、正規の検疫手続きを経ていない、密輸された小動物だったら? または、船の底に潜んでいたネズミやコウモリだったら?


日本の国内にそれらの感染動物が知らないうちに持ち込まれ、またはさまよい出て、知らずに噛まれて発病する人がたくさん出たという可能性だって、あったわけです。

現に、北アメリカでは、犬のほかに、アライグマが多く発症しているそうです。
日本ではペットのアライグマ、けっこう各地で野生化して、問題になってたりするよね。
その子たちのなかに、検疫手続きを受けていない、密輸の、感染した個体がまぎれこんでいたら?

「可能性だけじゃ~~ん?」って思うのは危険です。

「日本人は、ちょっと風邪を引いたぐらいで山のように抗生物質を飲まされるせいで、かえって免疫力が弱くなっている。そのうえ、本当に怖い感染症に関して、知識もなければ恐怖感も持ち合わせていない。伝染病に関して一番怖いのは、実は日本なんだ」

という意味のハナシを、以前、人間の感染症を研究する医師から懇々と聞かされました。
実際、狂犬病の人用ワクチンの備蓄量、非常に少ないそうです。

つまり、「日本で狂犬病なんてあるわけないじゃん、ちょっと噛まれたぐらいどうってことないよ」なんて思って動物に噛まれたのを放っておいたら、発病して助からなかった!ということがありうる。また、噛まれた! やばい! といって、ワクチンを探しているうちに、発病して助からなくなる可能性も大。

つまりは、意味なく怖がる必要はない病気ではあっても、「あったらめちゃくちゃ怖い」病気だってことを、忘れちゃなんない、というところでしょうか。

ワンコへの狂犬病ワクチン注射、いろいろ問題があります。
ワクチンでアレルギーを起こして、発熱したりムーンフェイスになったり、時には死んでしまう子がいます。それゆえに「怖いから」と最初から打たない飼い主さんもいるそうです。人間の子供だって、いろんな予防注射でアレルギーを起こしたり、呼吸困難になってしまったとか、麻痺になったという子がいます。

確かにこれも怖いんだけど、「副作用がありうることは、最初からわかってる」ものです。
だから、注射のときに、獣医さんが言うよね。

「2時間ぐらいは、ついて見ていてあげてください。今日1日ぐらいは、激しい運動はさけて、気をつけていてあげてください。もし何かあったら、すぐに連絡を。」

この記事のトラックバック先である、K9andfelineさんのところでは、「ワクチン注射は午前中に受けるほうがよい、もしなにかあっても、診療時間内に相談できる」と呼びかけています。
ワクチンのアレルギーは、病院で対処できること。だけどもしホンモノの狂犬病にかかるようなことがあったとしたら…。わが子は、絶対助かりません。

狂犬病予防法によって、狂犬病にかかったとおぼしき犬は行政によって隔離されます。たぶん、わが子であっても二度と会うことが許されないでしょう。この場合、個人の所有権より公共の福祉が優先されますからね。また、もし発生した地域に住んでいたら、発症してないすべての犬に口輪をかけさせられることもあるし、つないでない犬を薬殺されることもありうるのです。(読んでてこわかったわさ)。

狂犬病のワクチンが1年に1回、絶対必要かどうかは、欧米でも議論が分かれるところだそうです。アメリカの獣医師の間では、3年に1度でいいんじゃないかという見解も出ているようです。
つまり、ワクチンが3年間効いているんなら、それでいいではないかと。アレルギーが怖いという場合、「ワクチンが効果を持っているかどうか」を確かめる、抗体価検査というものも、あるそうです。
日本でも、それができれば、多少費用はかかっても、安心する飼い主さんが増えると思うのですけれどね。

ともあれ、「家の中でしか飼ってないから、狂犬病予防注射はぜんぜんいらない」と思うのは、危険な考え方だと思います。病気やアレルギーで打てない子には、免じる措置もちゃんとあるので、少なくとも、かかりつけの獣医さんにきちんと相談しておくことが大切だな、と思います。

ついでに! どんな動物でも(可愛いわが子であっても!)、噛まれたらすぐ、最寄の外科へ行って手当てを受けてください。狂犬病だけじゃありません。犬や猫の口の中には、傷を化膿させる常在菌(パスツレラ菌など)が、健康な子でもいます。

【記事=ぶろぐ版@活字中毒倶楽部】(http://blogs.yahoo.co.jp/ryokoshizaki/)

トラックバック
http://blogs.yahoo.co.jp/k9andfeline/6508084.html (動物たちに癒される日々)
http://blogs.yahoo.co.jp/dog_kotetsu2000/42111810.html (空っ風のコテツ)

【11月22日追記】

国内で、別の方の発症が確認されたようです。やはりフィリピンにいた方で、60代の方とのこと。
犬に噛まれたのは、フィリピンでのことで、国内ではないようです。

トラックバックを追加します。
http://blogs.yahoo.co.jp/dog_kotetsu2000/42296294.html
http://blogs.yahoo.co.jp/k9andfeline/7024774.html

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Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
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ピーナッツ県在住
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4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
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2005年生まれ
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推定2006年生まれ
近所の公園で保護
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【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
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面倒見がよく物見高いお嬢様
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わんこ先生として活動していたが引退。

【ゴンザレス・チャーシュー】
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茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
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