今日もわんにゃん日和

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ブルセラ症感染犬を救うべきなのか その1

はじめに
この記事は、masamiさんと電話などでお話したことをもとに書いています。
さらにmasamさんの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/nine_chihuahuas/28543482.html
http://blogs.yahoo.co.jp/nine_chihuahuas/28543214.html
にトラックバックさせていただいています。
この記事を読む上でぜひ考え方の参考にされてください。

前回の記事を書いてから、調べられる範囲ではありますが、ブルセラ症について調べ、
現在お世話をしているwanlifeさん
http://blog.livedoor.jp/wanlife1/archives/50838906.html
救助に乗り出すとおっしゃる「またたび医師団」
http://blog.livedoor.jp/matatabivets/archives/50751934.html
のブログなども拝見させていただいています。

さらに、今回、犬たちの実際のお世話にあたっていらっしゃる方のブログ
http://blog.goo.ne.jp/charivolu/
も拝見させていただいています。どれだけお辛い気持ちで、そして何がしかの希望を求めて、記事をかかれているか、痛いほどお察ししていることを、ここで申し上げておきます。

アンチテーゼとして考えてほしい

調べれば調べるほど、私はこの問題が難しいことだと感じています。
気持ちのまま、簡単に「全頭を助けたい」と言えないのではないかと思うのです。
非常に慎重にならなければいけない。そう思っているのです。

どうすることが一番正しいのか、答えが出ないのです。
出ないまま、みなさんに、一緒に考えていただきたい。

そのためのアンチテーゼとして、現在的に私自身は「大阪府の殺処分決定はしかたないのではないか?」という立場で書いてみたいと思います。
とんでもないって? できたら最後まで読んでみてください。

「かわいそう」だけでは解決にならない
まず、感情論で事を進めてはいけないと思っています。
犬たちはもちろん「かわいそう」です。人間のエゴによって病気にされ、その命の存続さえも、人間の手に握られている。自分の命の決定権すらない。生まれてきたからには生きる権利がある。生かされる権利がある。

これは、実はすべての犬に言えることです。
ブルセラに感染した犬たちだけの問題ではなく、彼らを助けようとしている間に各県の処分施設で殺されている何万の犬がいることを、忘れたくない。

かわいそうだから、何がなんでも助けなければならないのか。
彼らを助けることで、ほかの命が犠牲になる可能性が出てくるとしても?
今回は、ブルセラ感染犬を助けることが、他の日本中の健康な犬たちを病気の危険性にさらし、さらに人間も(大変まれなことではあっても)感染の危険にさらす可能性を含んでいます。


「保護とは、なにがなんでも全頭を生かすことではない。生きられる可能性の高いものを確実に救うことをまず考えなければならない。もし、全頭を生かすことで、かえって犠牲が大きくなるようでは、保護の本来の意味を見失ってしまう」


これは、私が多少なりとも保護ということを考え、なにがしかの活動をする上で、獣医学の専門家から“釘を刺された”ことです。これを見失ってしまうと、生き延びるはずの子を死なせる可能性があるということです。

たとえとして適切ではないのかもしれませんが…
大規模な災害などで、多くの人が傷つき苦しむことになったとします。
災害医療において、けが人はすべてが満足な治療を受けられるとは限りません。
現場で手当てを行う医師たちは、どうするか、ご存知でしょうか。
最初に、けが人を、その程度に応じてランク付けします。

なんのためか。
確実に助かる人を見分けるためです。
こういう現場に、「かわいそうだから全員たすけよう」という感情論は、通用しません。
全員を助けようと無差別に順番に医療を施していたらどうなるか。
すばやく手当てをすれば助かる命が失われます。そして手当てをしても甲斐のない人、なくなってしまう可能性の高い人のために、限られた人手と薬や医療用品が失われることになります。それを防ぐために、いわば「命の振り分け」を行うのです。結果として、助かる命が最大限になる可能性を現場で探るわけです。

そんな話が、今回の犬たちに、どう当てはまるんだ? と疑問をお持ちだと思います。

ブルセラ症を蔓延させてはいけない理由

ブルセラ症については、以下の記事を参照してください。

国立感染症研究所
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g1/k02_10.html

アメリカ CDC(疾病予防管理センター)(英語)
http://0-www.cdc.gov.mill1.sjlibrary.org/ncidod/dbmd/diseaseinfo/brucellosis_g.htm

今回犬たちがかかっているブルセラ症(brucella canis菌によっておこるもの)の感染の危険性が高い人間は、獣医や獣医療のスタッフ、ブリーダーなど専門職です。なぜなら、brucella canisが感染するとされているのは、感染犬の血液・精液・胎盤 に触れた場合だからです。(バックヤードブリーディングをしているような人は感染の危険性が当然あります)。

一般の飼い主では、健康な人では心配することはあまりないことを、CDCのサイトでも述べてあります。しかし免疫不全を持っている人は、注意する必要があります。病気治療中の人(抗がん剤を投与されている人など)は、意外にたくさんいるものです。

犬から犬への感染は、経口(口から菌が入る)と、交尾です。
精液、尿、流産胎児、悪露、子宮分泌物のうち、胎児を除いては、犬同士の「あいさつ」で十分経口感染しえます。

犬にとって死に至る病ではない、という意見があります。
確かにそうです。しかし、生殖器の病気であり、流産を引き起こすこの病は、犬という種にとって、危険な病気です。蔓延すれば、正常な繁殖ができないということになります。

どのような病気にしても、蔓延させてよいものはありません。
猫エイズや猫白血病のことを、猫を飼っている人ならご存知でしょう。
これらは、確実に猫を死に追いやる病ですが、すでに日本中に蔓延しています。
これは、感染についての情報が遅れ、結果として感染した猫を放置し、適切な飼育を怠ったことが原因です。

犬のパルボ、ジステンパー、伝染性肝炎などなど、恐ろしい病気はたくさんありますが、一応、感染予防の対策ができています。それがワクチンです。猫エイズ、猫白血病にも効き目は低いですがワクチンが存在します。

犬ブルセラ症には、ワクチンが存在しません。
つまり、もし大きな流行が起これば、お手上げです。
健康な犬たちを守ることが、非常に困難になってしまうのです。


(その2に続く)

ぶろぐ版@活字中毒倶楽部 亮子
http://blogs.yahoo.co.jp/ryokoshizaki/

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プロフィール

中村 麻衣(亮子@クウカイママ)

Author:中村 麻衣(亮子@クウカイママ)
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
J-HANBSインストラクター
4ワン1ニャンの母
地域の犬猫ボランティア
本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ
FilVプラス
2014年3月29日卒去

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう
9歳でクリッカードッグとしてデビュー
たまにAAEのわんこ先生を務める。

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること
クリッカー柴の道を驀進中。


【キララ】
MIXメス 2004年生まれ。
もと福島の被災犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
セラピードッグ、AAEの
わんこ先生として活動していたが引退。

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茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。
福島は新地町で保護される。
オスなのに乳腺腫瘍発症。
良性だったけどFIV+だし、
ウチの子決定。現在8.1キロ。

【サチコさん】
白柴系ミックス犬、推定15歳超
(2015年6月18日現在)
ゆえあって元主が飼育を放棄したため
我が家へ。亮子は介護者認定。
得意技は「5歳若かったらただじゃおかない」ムキ顔。


【おとしゃん】
いろいろと忍耐づよき配偶者。
寛容だが犬扱いは依然へたくそ。
もともと猫の人。
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