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致死処分施設見学不可の理由

この記事は、前の記事( http://blogs.yahoo.co.jp/ryokoshizaki/47501103.html
から続いています。経緯はそちらをご覧くださいませm(__)m


東京都動物愛護相談センターでは、大田区城南島に、最終的な動物たちの致死処分施設を持っている。
しかし、そこだけは何人たりとも、見学はお断りしています、といわれました。


電話に出てくださった担当者に、


「ちなみに、その理由を教えていただいてよろしいですか?」

と聞いてみました。

この施設が完成したのは、昭和58年(1983年)だそうです。今から、24年前。
実は、施設完成当時には、すべての施設を、公開していたのだそうです。
しかし、時期ははっきりしないのですが、あるときから、見学を断ることに決めてしまった。

担当者は、少し重々しい口調で、こんな風に語ってくれました。


「推測ではありますが、主な理由は、処分施設を公開したことで、世間の非難がそこにだけ集中したから、だと思います。テレビの取材などが入って、ここは犬たちのアウシュビッツだと騒ぎ立てる。世間もそのような目で見る。ここでの仕事は、それも確かにあるが、それだけではないんです」


私は、この言葉をきいて、非常にショックを受けました。
そして、電話を切ったあとも、考えてしまいました。

これは、非常に閉鎖的なものの考えだと思います。日本の首都で、「暗部を封印する」ようなことが、行われている、と言われたって過言じゃないかもしれない。

担当者は「推測ですが」と前置きはしました。だけど、こういう言葉が出るということは、少なくとも現在でも、そのように考えている、と思って間違いないと思います。


だけど、その閉鎖性を責め立てるだけじゃ、意味はないんじゃないか?


私は、「致死処分だけを見て騒ぎ立てる」ことの無意味さを思います。
日本中で、40万、50万近い、犬や猫などが、1年間に殺されている。このような致死処分場で。

だけど、それは、殺されている以前に生み出されていることに思い至らなければならないんではないだろうか? 

「殺すな」と叫ぶ前に、できること、やること、見なければならないことがある、ということではないか。

致死処分を担当する職員だって、殺したくて殺しているわけではないはずだろうし、犬のアウシュビッツだと言われて、「ではここに持ち込むな」ぐらい思ったとしたって不思議ではないだろう。

都が致死処分施設の見学を不可にした=扉を閉ざした、かつての理由は、都民(ひいては日本国民)の愛護センターへの偏見そのものだったのではないだろうか。

本来、私はこういう施設「こそ」オープンであるべきではないか、と思います。
透明にして、すべての人に考えてもらってこそ、正しい愛護への考え方が、はぐくまれるはず。

けれども、まだまだ、日本全国では、千葉県や福岡県、熊本県、青森県のような対応をしているところは、少ないのかもしれません。

歩みよりは、行政から、だけではないはずです。
都が閉ざしてしまった扉を、四半世紀ぶりに開けてもらうには、どうしたらいいのか。
センターの人たちが、本当はどう考えているのか。

そのあたりを含めて、見学時にぜひ、聞いてみたいと思います。


3月8日追記

千葉県愛護センターでも、致死処分施設を行う「施設」は見学できますが、致死処分を見学できるわけではありません。東京都は、その施設が見学できない、ということです。たぶん、致死処分そのものを見学できるというセンターはないのではないかと思います。

致死処分そのものを「見学」したほうがよいのかどうか、という問題になるかと思いますが…。
私は、愛護を真剣に勉強する人、および動物のブリーディングや看護にかかわる職業の人はそこまで見ることも、ある意味必要ではないか、とも思います。ただし、一般的に開放して見るというのは、意味が違いますので、必要とは思っていません。

施設だけを見学することで、何がわかるのか、という議論にもなるかもしれません。
少なくとも、それぞれの持っているはずの、想像力を最大限に働かせる。死ななければならない動物たちや、処分を行わなければならない係員の心情に思いをはせ、そこから、これをやめるためにはどうしたらいいかを必死で考える。そのあたりに大切さがあると思っています。

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4ワン1ニャンの母
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本業・医療を専攻するライター

もう我が家に犬猫は増やせませんともさ!!

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん
2015年2月11日卒去

【めめ】
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ゆえあって元主が飼育を放棄したため
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