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2012.05.16 *Wed*

フィラリア陽性犬を保護するということ

フィラリア模型

先日、うちのかかりつけのH先生と雑談していて、ハッと気付かされたことが
あったので、メモ的に。

福島の保護された子の50%近くが、フィラリア陽性であったという調査結果が一部にあるとのこと。
(ある獣医さんが、あるシェルターの保護犬200頭前後について調べた結果)

で、H先生が指摘したのは、キララのように、他県に預かりに出ている子のことでした。

「フィラリア陽性の子を連れてくるということは

フィラリア感染源を連れてくるということ

になるからね、十分注意してね」


この言葉は、我が家の同居犬たちの予防を怠らないように、という注意の意味だったのだけれど、
考えたら(いや考えるまでもなくなんだけど)、
これは保護活動としてはすご〜く気をつけねばならないこと
なんじゃないか。

キララは、幸い今年はミクロ陰性になりましたが、親虫はまだ体内にいるわけで、ミクロを産生
しているわけですよね。

つーことは、やはり立派な感染源ということです。

キララを蚊が刺したら、その蚊はミクロを別の犬に運んでしまう。

要するに、キララの活動範囲では、キララを通したフィラリア感染の危険性が高まる
ということになるわけです。

キララの予防投薬はもちろんのこと、周囲の犬にも、「確実に予防してね」
重ねて伝えたい。いや、伝えないといけない、ということになるでしょう。


うちでは、去年までキララも麟もフィラリア陽性でした。麟は今年の検査で、ミクロも親もマイナスに
なりましたので、晴れてフィラリアもち卒業です。

2頭のフィラリア陽性がいても、クウカイにはきちんと予防をしているおかげでマイナス。

フィラリア感染は、犬にとってとてもつらいことであるだけでなく、周囲の犬たちの
健康も害する、恐ろしい感染症だということを、忘れてはいけないと思います。

保護っコを抱えたみなさん
フィラリア感染をもった子は、少なくないですね!
「予防もしてもらえなかった」とその子の身の上を嘆くことも多々ありますが…。

「みんなも、確実にフィラリア予防してね」

と伝えて行きましょうよ。


これから先、フィラリア感染した子が、1頭でも減るように。




2012.05.12 *Sat*

キララ無事退院

PA0_0020.jpg
キララ、経過良好で昨日の夕方に退院しました。
帰りの車中で(車が苦手なので気の毒ですが^^;)

あ〜やっぱシャバはいいわ〜♪
軽く散歩。
ただ、本ワン的には休みたいらしいので、10分ほどで切り上げ。


たれぱいちゃんになっちゃった!
中身をおなかの中に戻してもらったキララのぱいぱいちゃんは…。
見事なタレぱいちゃんになってしまいました。
これ、戻るのかな?


帰ってきたキララ
かわいそうだな…と感じるのは、キララがうちを「我が家」だと思っていること。
預かりっ子はすべてそうですが…。
ここは中継点なんだけれどね…。


ねこ〜ず
キララが休んでいるというに、ねこ〜ずはかまわず大暴れ。
ぐりちゃん、めんめ、ゴンザレスの3頭は鬼ごっこに興じる。
あんたたち〜、キララを寝かしてやんなさいよ〜。


2012.05.10 *Thu*

キララ大手術終了。

麻酔から覚めてきました

キララ、無事まる1時間の手術を乗り越えてくれました。

まな板の上のキララ。

犬でも人でも猫でも、いっしょですけれどね、こうなっちゃうと。
あとは先生におまかせするしかないと。

きららのぱいぱいちゃん。

原因は、コレ。
わかりますか? キララの”ぱいぱいちゃん”。
そう、保護したときに、仔犬がいるかと思って、もう一人のボラさんとあわてた。
考えたら、これにまるきり気付かないでいた飼い主さん…なんだよね。

結局、キララは保護してから郡山の病院へつれていって、種々検査してもらって、
フィラリア強陽性(福島の子のかなりの数がフィラリアもちです。ある先生がシェルター…たぶん県の
を調べたら、48%とか49%とかいう数字だったと。約半分です)
乳房のふくらみは、授乳でも妊娠でもなく、そけい(鼠径)ヘルニアだとわかりました。
要するに、下腹部の後ろ足の付け根の部分の筋肉に穴があいて、中から大網(たいもう)だの腸だのが
飛び出して膨れるという、俗に言う脱腸です。

そのときは、治療などしなくてもいいと言われたんですが…。
8歳になるキララ、これから年をとれば筋肉は弱りますから、よけいに患部が大きくなったり、
下手したら飛び出した腸が壊死したり…。
なので、避妊手術と一緒に手術してしまおうと思ってました。

フィラリア感染がネックになっていて、保護から1年近く、時間が経ってしまいましたが、
ようやく! 手術の運びとなりました。

で、こちらの病院といえば、飼い主は手術見学をさせていただけるのです。

Read moreから続きますが、手術の様子を写真入りで報告です。
かなりジツブツな写真がありますので(サムネイルにしておきますが)、苦手な方は
パスしてくださいね。

ともあれ、キララは、無事手術が終わりましたので^^








2012.05.10 *Thu*

ふくしま犬キララ 今日は避妊手術&そけいヘルニア手術

きららんらんらん♪

今日は、キララの避妊手術&そけいヘルニアの手術です。
クウカイの足の手術をしてくれた先生のところにお世話になります。
なんせ手術が上手い速い確実。
フィラリアもちのキララには、それが何よりです。

ついでに、血液型も調べておこうね。
乳腺腫瘍とかないかも調べてもらおうね。

手術前の会話

2012.05.07 *Mon*

ふくしま猫ゴンザレス・チャーシュー家族大募集〜猫の外飼育のリスク…猫の幸せ論〜

どこかの公園の猫
たぶん隅田川沿いの公園で撮った写真。
公園で餌付けされている猫だと思う。
丸々太って栄養状態はよさそう。
でも、彼女は幸せ?


ゴンザレス・チャーシュー、「条件付きで外飼育OK」
としたその条件を書かなければならない。

でもその前に「立ちはだかる」のは、猫の外飼育の是非の問題だ。

ここに来る人を含め、猫の保護、譲渡活動をしている人のほぼ全員が、
「猫は完全室内飼育、外出禁止、脱走防止対策をすること」
を条件としているはずだ。

その一方で、「地域猫」と称する新しい概念があって、外で生まれた
飼い主のいない猫は、TNR(トラップ・ニューたー・リターン=避妊して放す)し
適切な給餌と環境の整備を行ったうえで、人が管理しながら自由な生活を保障する
という「共存方法」を模索している。

そして、その両方にかかわっている人のほとんどが、
さまざまな矛盾に心を痛め頭を痛め、
悶々としているのではないか。


私も、その一人なのだ。

都市部での、個人宅の多頭飼育崩壊の現場もつぶさに見ている。

郊外の住宅地で野放図な餌付けのためフン害問題になっているお宅を知っている。

公園での猫とえさやりさんの姿も、陰ながら見守ってきている。

福島で、原発被災によって置き去りにされた猫たちの現状も知っている。

我が家に来るのは、なぜだかエイズや白血病に感染した猫たちばかり。

私には、のびのびと暮らす猫の幸せ、というものが、どうしても見えてこない。
「見えない」人間側に問題があるのは、明らかだと思っている。



ソウジとレイちん、隔離飼育のころ
家に来たころのソウジ(格子の奥)とレイちん(手前)
エイズ・白血病ダブル感染猫のソウジは、2年以上隔離飼育だった。


猫の外飼育には、すでにメリットよりリスクのほうが多くなっているのだろうか。

交通事故。これはどうにも防ぎようがない。

300メートル四方に道路がない家、というと、牧場や農場でも難しい。
ただし、交通量がかなり限られる私道に近いものだけ、というならなんとか実現可能か。

迷子。

犬と違って、行政につかまって殺処分、というのは、猫ではほとんどない。
親切な人からえさをもらいながら、ゴミをあさりながら、昆虫を食べながら。
生きながらえ、流れ流れていく猫も(ソウジがそうだった)いるのだから。
いつのまにか、公園猫に混じっていたりすることもある。
誰かに拾われることもある。
ただし、病気、事故、飢えで死ぬことと、隣合わせだ。

迷子札や首輪、マイクロチップは、飼い主の手元に帰る確率を少しは高めるだろう。
あくまでも「少し」。

猫エイズ、猫白血病感染。100%ではないが、防御策はあるといえばある。

避妊去勢すること(発情期・縄張り争いのケンカ防止、母子感染の防止)
必要であれば、猫エイズ・猫白血病ワクチンの接種。

フン害・尿害の防止

室内トイレで排泄させてからでないと外出させないことでかなり防げる。
が、100%は不可能。
私の経験上、住宅地ではたとえ1週間に1回、1個のフンをされるだけでも
苦情の対象となりうる。
猫に冷たい(猫を敵視する)人の仕打ちは、かなりむごい。
私自身、ぞっとするような言葉をいくつも実際に聞かされている。
実行するかどうかは別として、猫を殺したがっている「近所の人」の存在は
悲しいことだが、「潜在的にかなり多い」。

もっとも敷地内に畑もあり納屋もありぐらいの規模の農家地帯では、
よほどの猫嫌いでもなければ、あまり問題になることがないらしい。

むしろ、農家では、穀類や飼料の倉庫を、ネズミの害から守ってくれていた猫は
生活上必要なパートナーであったわけだから、その伝統は今も息づいている。
猫が外を歩いていることを当たり前のこととして寛容に受け止めるようだ。

ただし、現代の農家の納屋には、俵の代わりに化学肥料や農薬が置かれている。
ネズミの駆除剤を食べてしまった「毒入りネズミ」を食べて倒れる猫は、少なくない。

ネズミやカエルや蛇を自由に食べられる外猫のおなかには、
大量の寄生虫がわく。
福島の猫たちのおなかには、「マンソン裂頭条虫」(←クリックジャンプ)が
わんさか繁殖していて、都会の獣医さんたちをびっくりさせ、
猫の保護活動家の語彙に「マンソン」が一般的な名詞として登録された。
この1年、駆虫剤はきっと売り上げを伸ばしている。

(psくるねこさんところでもマンソン君登場…^^;)

たしかに、完全室内飼育であれば、これらはすべて、簡単に防げる。


ソウジとレイちん、共に暮らす

ソウジとレイちん。隔離飼育を解いたころ。
感染のリスクと、隔離飼育のストレス(猫、飼い主双方)を
天秤にかけて、隔離飼育を解く決心をした。
結果的にレイちんには、最後まで何も感染しなかった。


ソウジなくなる数日前
死ぬ数日前のソウジ。
家に入ってから一度も外へ出たがらなかった彼が
しきりに外へ出たがった。
が、もう歩けず、どこへも行くことはできなかった。
彼は、幸せだった?


大声で鳴きわめき、体の毛を自分で引きむしってしまうゴンザレスを見て
かかりつけの獣医H先生はこう言った。

「こういう子はね〜、ひろ〜い農家の納屋でネズミとらせてもらって、
縁側で昼寝して、好きなところでオシッコして。
それが幸せなのよ。そうやっていままで生きてきたんだから。

去勢もしたから、遠くへは行きやしない。
エイズ? そんなの、ど〜〜だっていいのよ」


15年前、猫を飼い始めた初心者の私は、H先生からこう習っている。

「猫は、たとえ一生ケージの中だとしても、ちゃんと順応できる生き物だから
家から外に出さないで飼育して大丈夫だからね」

同じ獣医さんが発したこの2つの言葉の、一見する矛盾
だけど、どちらも猫の幸せを考えた「矛盾しない」意見だということに、
私は気づかなければならない。

そしてそのかたわら、「猫の幸せ」というものが
「人間側の論理」によってきめられているという矛盾にも、
私は気づかなければならない。

動物を、人間の管理下に、擬人化して置くのが、日本人は得意だと思う。

吠えてはいけない犬。

庭を勝手に横切ってはいけない猫。

短いリードにつながれ、自分より数段足の遅い飼い主に歩調を合わせさせられる犬。

ネズミを捕る代わりに、ウサギの毛皮のおもちゃを与えられる猫。

ハウスダストのアレルギーで、皮膚が真っ赤にただれた犬。

運動不足と過食の揚句、尿結石でオシッコが出なくなり病院に担ぎ込まれる猫。

犬は15年。猫は20年。外猫は3〜4年。

細く長く、なのか、太く短くなのか。

果報は寝て待て。
室内暮らしに慣れ、窓辺で惰眠をむさぼる
ゴンザレス・チャーシュー。
彼の幸せは、誰が決めるのか。


ゴンザレス・チャーシューは、私と一緒にベッドで寝るのが、ことのほか気に入ったようだ。

盛大にゴロゴロいいながら、毛布と私の腹肉をフミフミモミモミし、
挙句に私の腕や肩、ときには顔の上にでっかい手をのっけて、丸くなり、寝入ってしまう。

無邪気な寝顔を見ていると、
この「幸せそうな顔」を、ささいな事故や不注意でなくしてしまってはいけないと
胸がせまるような思いに駆られる。

大声で鳴きわめき、ガラス戸に体当たりしたり、網戸を掻き破りそうな勢いを見ていると
青空と太陽と気ままに吹く風にまかせて
好きなところへ行っておいで、と送り出したい衝動に駆られる。

洋服なんて脱がせて、オレンジ色の体を、日の光にきらめかせて。

なんとか、その両方をかなえられる場所へ、
この子を送り出してやれないものだろうか。
どこかに、この子の幸せの場所が、あるのではないだろうか。


ゴンザレス・チャーシューを幸せにしてやりたい、と思う方。

neko40ryoko★yahoo.co.jp(★→@)

亮子@クウカイママ(中村)

まで、お問い合わせください。

件名「ゴンザレス・チャーシューの件」

お名前、住所、お電話番号明記してください。






プロフィール

亮子@クウカイママ

Author:亮子@クウカイママ
【私】
ピーナッツ県在住
愛玩動物飼養管理士1級
2ワン2ニャンの母
地域の犬猫ボランティア

【レイ】
MIX猫去勢♂ 
1998年生まれ
民間保護施設より譲受
白黒の変顔じいちゃん

【めめ】
MIX猫避妊♀
推定2004年生まれ
近所の公園で保護
究極のお膝にゃんこ

【クウカイ】
MIX犬去勢♂
2005年生まれ
香川県高松市で保護
くちょ真面目むぱぞう

【麟】
柴犬去勢済み♂
推定2006年生まれ
近所の公園で保護
趣味・おとしゃんを齧ること

【キララ】
MIXメス 8歳。
福島の被災&飼い主放棄犬
面倒見がよく物見高いお嬢様
家族募集準備中。

【ゴンザレス・チャーシュー】
MIX猫オス 去勢済み
推定3〜5歳
絶賛家族募集中。
茶トラの中の茶トラ
特技はジャイアン系熱唱。

【おとしゃん】
配偶者。
寛容だが犬扱いはへたくそ。
もともと猫の人。
脊髄反射でしゃべる。



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